朝子祐樹の持論:案件獲得は「営業力」VS「技術力」どちらが重要か?

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ビジネス・マーケティング

フリーランスエンジニアとして独立して3年が経つ。
この間、多くの同業者から「案件獲得のコツは何ですか?」と
聞かれることが多い。
その度に思うのは、この業界には大きく分けて
2つの派閥があるということだ。

一つは「営業力こそが全て」派。
彼らは「技術なんて後からついてくる。
まずは人とのつながりを作れ」と言う。

もう一つは「技術力があれば仕事は自然についてくる」派。
こちらは「営業なんて時間の無駄。その時間をスキルアップに使え」
という主張だ。

正直に言うと、私も独立当初はこの二択で悩んだ。
大手SIerにいた頃は、営業部門が案件を取ってきてくれていた。
技術者は技術に集中していれば良かった。
でも、フリーランスになってからは、自分で案件を獲得しなければならない。

最初の半年は、営業力重視でいこうと決めた。
異業種交流会に参加し、名刺を配りまくった。
SNSでの発信も始めた。

結果、いくつかの案件は獲得できたがどれも単価が低く、要求される技術レベルも高くなかった。

その後、方針を転換して技術力向上に注力した。
新しいフレームワークの習得、資格取得、技術ブログの執筆。

確かに技術力は向上したが、それだけでは案件獲得に直結しなかった。
優秀なエンジニアは山ほどいるのだ。

現在の私の結論は、「営業力と技術力は車の両輪」だということだ。
ただし、その比率は時期によって変わる。

独立初期は営業力6:技術力4くらいで良いと思う。
まずは実績を作ることが重要だからだ。

小さな案件でも確実にこなし、クライアントとの信頼関係を築く。
この段階では完璧な技術力よりも、期限を守る、コミュニケーションを取る、
といった基本的なことの方が大切だ。

一方、軌道に乗ってきたら技術力4:営業力6に転換する。
既存クライアントからの紹介や口コミが増えてくるため、
新規営業の必要性が減る。
代わりに、より高単価の案件を獲得するための専門性が求められる。

重要なのは、営業力と技術力を対立概念として捉えないことだ。

技術者が営業を学ぶことで、クライアントの真のニーズを
理解できるようになる。
逆に、営業スキルがあることで、自分の技術力を
適切にアピールできるようになる。

結局のところ、フリーランスエンジニアは「技術を売る営業マン」なのだ。
どちらか一方だけでは、長期的な成功は難しい。
両方を磨き続けることが、この業界で生き残る唯一の道だと
私は確信している。
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