フリーランスSEの朝子祐樹です。
最近、若手エンジニアの方からよく聞かれる質問があります。
「技術力とコミュニケーション力、どちらを優先して伸ばすべきでしょうか?」
大手SIer、スタートアップ、そして現在のフリーランスという立場を経験してきた私なりの答えをお話しします。
結論:どちらも必要、でも段階がある
いきなり答えを言うと、どちらも必要です。ただし、キャリアの段階によって重要度が変わると考えています。
初期段階:まずは技術力を固める
新卒〜3年目くらいまでは、とにかく技術力を身につけることが最優先です。
なぜなら、技術力がないエンジニアの話は、そもそも
誰も聞いてくれないから。「この人の提案は信頼できる」
と思ってもらうには、まず基礎的な技術スキルが必要です。
私も大手SIer時代は、Java、SQL、フレームワークの使い方など、
基本的な技術の習得に必死でした。
この時期に手を抜いていたら、その後のキャリアはなかったと思います。
中期段階:コミュニケーション力が差を生む
3〜7年目あたりから、コミュニケーション力の重要性が急激に高まります。
スタートアップに転職した時、技術力だけでは通用しないことを
痛感しました。クライアントの要望を正確に理解し、技術的な制約を
分かりやすく説明し、より良い解決策を提案する。これらすべてに
コミュニケーション力が必要でした。
特に印象的だったのは、ある案件で技術的には素晴らしいシステムを
作ったのに、クライアントの期待と微妙にズレていて不満を持たれたこと。
技術力だけでは、相手の本当のニーズは満たせないんです。
フリーランスで気づいた「本当の価値」
現在フリーランスとして活動していて分かったのは、クライアントが求めているのは「技術者」ではなく「問題解決者」だということです。
例えば、「Webサイトを作ってほしい」という依頼。
表面的には技術的な要求に見えますが、本当は「売上を上げたい」
「業務を効率化したい」という課題があります。
その課題を正確に把握し技術的な解決策を提案、
完成後の効果まで説明できる。これができるエンジニアは重宝されます。
両方を効率よく伸ばすコツ
1. アウトプットを増やす
ブログやSNSで技術的な内容を発信すると、技術力の向上と
コミュニケーション力の向上が同時にできます。
2. 社内・社外勉強会に参加する
技術的な学びを得つつ、人とのつながりも作れる一石二鳥の活動です。
3. 非エンジニアとの会話を大切にする
営業、デザイナー、マーケター。異なる職種の人との会話は、
コミュニケーション力を鍛える最高の練習になります。
ココナラでサービス提供する立場から
実は私、ココナラでもシステム開発のサービスを提供しています。
そこで強く感じるのは、技術力とコミュニケーション力の両方が
評価に直結するということ。
技術力が高くても説明が下手だと「分かりにくい」と評価されるし、
コミュニケーション力があっても技術力が低いと「期待と違う」と
なってしまいます。
まとめ
エンジニアにとって技術力は絶対に必要な基盤です。でも、それだけでは
「作業者」で終わってしまう。
コミュニケーション力があることで、クライアントの真のニーズを理解し、
より価値の高いソリューションを提供できる「問題解決者」になれます。
両方を伸ばして、選ばれるエンジニアを目指しましょう。
もしシステム開発でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
技術力とコミュニケーション力を活かして、最適なソリューションを
提案させていただきます。