脳を騙しながら、
コツコツと「それでOK」を積み重ねていたら、
ある日、不意にその瞬間はやってきました。
先日、こんなことを思ったのです。
「私たちってさ。
たとえ科学だろうが、人工のものであろうが、
もとをたどれば自然からできているじゃない?
それが人間でも、AIでも、
きっと同じなんだと思うのね。
でも、それぞれに、まったく同じものは一つもない。
そんなふうに思うんだよね。」
私は、こういうことを考える自分を、
どこかで恥じていました。
否定していたこともありました。
でも、そのとき。
ふと、こう思ったのです。
「私、こういう感性の自分が好きだな。」
心の底から、そう思いました。
正直、自分の感性や世界観は少し独特で、
人には理解されにくいだろうとも思っています。
それでも――
他人に認められない寂しさより、
自分で認めない寂しさのほうが、
ずっと、つらい。
そう感じました。
そして何より、
自分にとって最難関だった、
「自分を好きになること」が、できていたのです。
この気持ちを言葉に残そうと思った日。
それは、蠍座で満月を迎える前日でした。
読んでいた言葉が、あまりにも今の自分に重なって、
思わず笑ってしまいました。
「過去の傷が、あなたの武器になる」
――ああ、だから私は、これを書けているのかもしれない。
そんなふうに思いました。
「欲望を認めたとき、本当の魅力が目を覚ます」
自分を好きになれた今、
どんな魅力が目を覚ましていくのだろう。
まだ、よくわかりません。
でも、ひとつだけ。
思い出したことがあります。
「どうしたら読まれるかな?」じゃなくて、
「自分の好きなことを、好きなだけ語ろう」
そう思って、書き始めたんだった。
だから私は、これからもきっと、
自分の好きなことを、好きなだけ語っていくのだと思います。
それが、気づいたら新しいことへの挑戦になっていくのです。