目覚めてすぐ、スマホを確認。
まず確認するのは天気じゃない。LINEの既読だ。
……ついてない。
昨夜送った「今日はありがとう!また話せたらうれしいな☺️」
あの一文が、彼女の画面に表示されたまま、静かに時が止まっている。
スピリチュアル的に言うと、これは“感情のフリーズ”だ。
つまり「未読=宇宙的な保留」状態。
──ここで諦めたら、ヒーラー失格。
まずは深呼吸。目を閉じて、第七層に意識を飛ばす。
「創造主よ、彼女がなぜ既読をつけないのか、真実を見せてください」
と、心の中で唱える。
……しばらくして、脳内にビジョンが浮かぶ。
ソファで寝落ちしてる彼女。
隣にはスマホ。充電ケーブルが抜けてる。
──つまり、これは“ただのバッテリー切れ”かもしれない。
だが人間のエゴはそんなに単純じゃない。
「既読スルー」じゃなく「未読スルー」なのが余計にこたえる。
読まれてないのに、なぜこんなに傷つくのか?
それは、恋する側の波動が“勝手に重くなってる”からだ。
つまり、自分の波動がズレてる。
というわけで、朝から自分にシータヒーリングを実施。
「私は、未読に過剰反応しない男である」
「私は、相手を信頼できる男である」
「私は、通知を1時間に30回以上確認しない男である」
これらのビリーフを書き換えて、グラウンディングを強化。
よし、冷静になれた。落ち着いた。さすが俺。
──と思った5分後、
またLINEを開いて、通知がないことにしょんぼりしている。
結論:シータヒーリングは効くけど、恋には即効性がない。
次回予告:
「“会いたい”って言えない自分 vs すぐ寝るあの子」
心を込めた一文に返ってきたのは、「おやすみ💤」のスタンプだけだった。
寝るの早すぎない?ねえ?
【ヒーリング】
「恋がうまくいかない…」「人間関係に疲れた」など
人間関係の悩みを軽やかに。気になる相手を手放します