恋人未満のまま進まない恋
なんとなく会い続けている。
約束もする。
毎日ではなくても連絡はくる。
体の関係がある場合もあれば、ない場合もある。
嫌われている感じはしない。
でも、付き合う話にはならない。
そんな恋に悩む人は少なくありません。
鑑定でも、
「相手は私のことをどう思っていますか?」
という相談はよくあります。
でも話を聞いていると、実は相手の気持ち以上に気になることがあります。
それは、なぜ今の関係が止まったままなのか、ということです。
本気になる前に起きる「小さなすれ違い」
この手の恋愛で意外と多いのが、本気になる前の小さなすれ違いです。
相手から少し踏み込んだ質問をされた。
「どんな人と付き合いたいの?」
「恋愛ってどう考えてる?」
そんな話になった時、本当は期待していたのに、
「別にこだわりないよ。」
「今は特に考えてないかな。」
と、軽く返してしまう。
重たいと思われたくない。
気持ちがバレるのが恥ずかしい。
嫌われたくない。
そんな気持ちから、本音とは違う答えを選んでしまうことがあります。
そして後になって、
「あの時、ちゃんと伝えればよかった。」
と後悔する。
すると今度は相手の本音が気になり始めます。
でも、自分の気持ちは隠したまま探ろうとするので、相手も本音を見せてくれません。
その結果、曖昧な関係だけが続いていきます。
パターン① 付き合わなくても満足している
一番現実的なパターンです。
相手はあなたのことが嫌いなわけではありません。
むしろ好きかもしれません。
でも今の関係で満足しているのです。
会える。
連絡も取れる。
一緒に過ごせる。
だから、わざわざ関係を変える必要性を感じていない。
恋人になりたくないというより、今のままで困っていない状態です。
パターン② 相手も同じように遠慮している
実は意外と多いのがこちらです。
あなたが重たいと思われたくなくて本音を隠したように、相手も同じことをしています。
「好きだけど迷惑かな。」
「断られたら嫌だな。」
「今の関係が壊れたらどうしよう。」
そんな不安から様子見を続けている。
お互いに探り合いをしているので、関係が進まないのです。
パターン③ 他に気になることがあって動けない
元恋人への未練。
仕事や家庭の事情。
あるいは別の異性の存在。
気持ちがないわけではないけれど、今は動けない。
そんなケースもあります。
だからといって、すぐ脈なしとは限りません。
ただ、恋愛以外の問題が優先されていることはあります。
関係を進展させたいなら
どのパターンだったとしても、もし関係を進展させたいなら、まだ手段はあります。
それは相手の本音を探し続けることではありません。
自分の本音を少しずつ見せていくことです。
例えば、体の関係があるなら一度立ち止まってみる。
今の関係が心地いいから進まないのか。
それとも本当に恋人として向き合いたいのか。
相手にも、自分にも確認する時間を作ってみる。
会いたいと言われて嬉しくても、毎回すぐ返事をするのをやめてみる。
駆け引きではありません。
自分の気持ちを確認するためです。
そして、自分はどんな関係を望んでいるのかを伝え続けること。
「付き合いたい。」
まで言えなくても構いません。
「私は曖昧な関係より、お互いを大切にできる関係がいいな。」
そんな言葉でも十分です。
相手の気持ちより、自分はどうしたい?
曖昧な関係が長くなるほど、相手の気持ちばかりが気になります。
でも恋愛が動くのは、相手の本音がわかった時ではありません。
どちらかが少し勇気を出して、自分の本音を見せた時です。
相手の反応が怖くて黙っていると、今の関係は続きます。
でも、それ以上にはなりません。
もし今、恋人未満の関係で立ち止まっているなら。
相手はどう思っているのかではなく、自分はどうしたいのかを考えてみてください。
恋愛が動くのは、意外とそこからだったりします。