宵灯をひとつ。
本日も魂の案内人〈シリス〉とのお話をお届けしていきます。
「計画を立ててみよう。分からなくても、考えることに意味がある」
そう言って〈シリス〉は、穏やかな表情でこちらを見つめました。
さて、詳しく聞いていきましょう。
計画を立てることは、とても面倒なことだと思う。
日々を生きている中で、仕事や家庭のこと、自分のことが次々と降りかかってきて、考える間もないかもしれない。
けれど、流されているということは、いつの間にか自分の意思で決めていく力が衰えていくことでもある。
筋肉は鍛えるのは大変だけれど、使わなくなればあっという間になくなってしまうように。
考える力も、いつの間にか、それこそあなた自身が知らないうちに落ちてしまっているかもしれない。
恐ろしいのは、それに自分で気が付くのが難しいということ。
今の時代、ぼくはAIこそ特に、考える力を気づけば失くしてしまうものだと思っている。
もちろん、使いどころによってはとても便利なんだけれどね。
ただ、便利というのは余白を省いてしまうことでもある。
効率よく、近道をして目的を達成する。
それも大事。
けれど、それでも人は考える力があるからこそ、物事を創造していくんだと思う。
単純に手を動かすだけでも、どうすればより効率化できるか模索する時間。
小説の一節の言葉を考える時間。
大事な人と過ごすときに、どうすれば楽しい時間を過ごせるか考える時間。
その中で、すぐに使えるものと、未来の種になるものが生まれてくる。
すぐに使えるものはすぐ使う。
そして未来の種は、計画書に記録しておく。
急いで使わなくて大丈夫。
種は考えていくものだから。
計画を立ててみようというのは、このすぐには使わないけれど、未来に芽吹くかもしれない種を、じっくりと育てていくこと。
育てる、というのが考えるということ。
だから答えは分からないかもしれない。
完成図も見えないかもしれない。
それでも自分なりの答えを見つけていくには必要なことだから、計画を立ててみよう。
分からなくても、考えることに意味がある。
今回は「考えること」についてのお話でした。
私自身も、普段AIに分からないことを質問したり、雑談をしたりすることがあります。
けれど時折、「あれ、これは自分の感情から出た答えではないな」と感じることがあります。
テクノロジーの発展には多くの恩恵がありますが、時には立ち止まり、まず自分で考えてみることも大切なのかもしれません。
ご自身の中で答えが見つからないときは、「分からない」と認めてみることも一つの選択です。
分からないからこそ考え、考えるからこそ見えてくるものもあるのでしょう。
いつも、
魂の案内人〈シリス〉と
守護者〈アスル〉と共に、お待ちしております。
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