ネットで買ったのに届かない?個人売買のトラブルは内容証明で対応!

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法律・税務・士業全般

1.はじめに

こんにちは。
中央大学法学部卒業後、東京都江東区で契約書や内容証明郵便を専門に活動しています。ココナラでは開始2ヶ月でプラチナランクを取得し、毎月120件以上のご相談を受けています。

「メルカリで買った商品が届かない」「Instagramで見つけた個人販売の服を購入したけど連絡が途絶えた」——。近年、ネット上での個人間売買が増える中で、「代金を払ったのに商品が届かない」というトラブルが後を絶ちません。
弊所にも、「相手が連絡を返さない」「商品が発送されない」「運営に相談しても解決しない」など、多くの相談が寄せられています。
この記事では、そんなときに使える法的手段「内容証明郵便」による対応法を、分かりやすくご紹介します。

2.個人間売買における法的関係と責任

フリマアプリやSNSを通じた取引も、法的には「売買契約」として成立しています。つまり、代金を支払った側は「商品を受け取る権利」、売った側は「商品を届ける義務」を持っているのです。
ただし、個人対個人の取引では、トラブル時の対応や責任が曖昧になることがあります。さらに、相手が個人であるため、無視されてしまうと対処が難しいというのが現状です。
ここで役に立つのが、内容証明郵便。これは、「いつ」「誰が」「どんな内容で」通知を送ったかを記録に残せる郵便で、相手にプレッシャーを与える法的なアプローチとして効果的です。

3.よくあるネット取引トラブル事例

①メルカリでの購入品が届かない
アプリ内のやりとりが途中で止まり、商品は未着。運営への報告では対応に時間がかかることもあります。支払い完了の証拠(取引画面、銀行振込記録など)を残しておくことが大切です。

②Instagram経由の個人販売でトラブル
インフルエンサーや個人アカウントが「オリジナル商品」などを販売し、DMで注文を受けて代金を振り込ませるケース。相手がすぐにアカウントを削除して連絡が取れなくなる場合もあります。

③支払い後に発送されない
事前に代金を払ったが、その後連絡が途絶えたという相談も多く寄せられます。こうした場合、個人間でも正式な売買契約違反として、返金請求が可能です。

4.内容証明で返金・発送を求める:証拠の整理と文例

必要な証拠の例
• 支払い記録(スクリーンショット、通帳明細)
• 取引のやりとり(DMやメッセージ履歴)
• 購入商品や日時のメモ

これらを整理してから内容証明を送ることで、法的根拠のある請求が可能になります。

内容証明の文例(商品未着の場合)
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令和〇年〇月〇日
○○様
令和〇年〇月〇日、SNSを通じて○○という商品(代金○○円)を購入し、同日振込済です。
しかし、現在まで商品が届いておらず、ご連絡もありません。
つきましては、本書面到達後7日以内に、発送または代金の返金をお願いいたします。
ご対応なき場合には、法的手段を検討いたします。
○○(署名)
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文面は冷静かつ事実に基づいた表現にすることが重要です。

5.感情的に攻めるより、冷静に「事実」を届けよう

「裏切られた!」「詐欺だ!」という怒りがこみあげてくることもあるでしょう。しかし、感情的な言葉は相手との関係をさらにこじらせ、法的にも逆効果になる場合があります。
大切なのは、冷静に事実を整理し、正式な手段で「返金・発送」を促すこと。そのために内容証明は非常に有効な手段です。

書き方に不安がある場合や、相手が対応しない場合には、専門家のサポートを受けるのが安心です。
内容証明の作成や交渉アドバイスも承っております。ネット取引の不安を少しでも軽くするために、まずはお気軽にご相談ください。


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