こんにちは。子育て&教員のマインドサポーター、hanaです。
ようこそお越しくださいました。
今日は、若い先生や、異動してきたばかりの先生が陥りがちな「自信をなくしてしまうきっかけ」についてお話しします。
それは、「生徒からなかなか相談されない」ということです。
元教員の私の経験上、「相談されないからといって、信用されていないわけではない」のではないかと思います。
もちろん、社会の中には「信用されていないから相談されない」という方もいるでしょう。
でも、学校で働く先生方が「相談されない」理由は、実はもっとシンプルなところにあるように感じるのです。
最初に「信用」について考えてみましょう。
「信用できる人」というのは、例えば
・「たくさんの悩み事を解決している」
・「よく話を聞いてくれる」
・「秘密は必ず守ってくれている」
など、その人の「過去の実績や経験」に基づくのかな、と思います。
「〇〇先生に相談したら、すぐに動いてくれて、あっという間に解決したよ。」という評判が立てば、その先生のところには次々に相談がやってきます。
逆に「信用できない人」というのはどうでしょうか。
・「何でも相談してね、と言うから相談したら、話を聞くだけで解決してくれなかった」
・「こちらが相談したいことがあって話したいのに、自分の話ばかりしていて聞いてくれなかった」
・「他の先生には言わないでくださいってお願いしたのに、別の先生から事情を聴かれる羽目になった」
など、これらもやっぱり「過去の行い」に基づいています。
そうなると、「初任の先生」とか「異動してきたばかりの先生」はどうなるんだろう、と思いますよね。
だって、初任の先生は「教師として生徒の話を聞いた経験」がないですし、異動してきたばかりの先生は「その学校での実績」がないですから。
信用できる人なのか、信用できない人なのかがわからないから、生徒もちょっと身構えるわけです。
若い先生や、異動してきたばかりの先生に「生徒があまり相談してくれないんです。」とか「どうして僕のクラスの生徒が、一教科担任であるhana先生の方に相談するんですかね。」などと言われたことがあります。
そんなときの私の返事は、
「私の方が、(この学校に)長く勤務しているからじゃないかな。」
でした。
長く働いていれば、それだけ生徒に接する機会も増えますし、コミュニケーションをとることも多くなります。
単純に「経験の数」が違うというのは大きいと思います。
でももちろん、それだけじゃないですよね。
「話しかけやすい雰囲気」というのも、すごく大切だと思います。
例えば、いつもせかせか忙しそうに早歩きで動き回っている先生に「相談があるんですけど」と話しかけるのは、大人だって躊躇しませんか?
「おはようございます」って挨拶して、ぶっきらぼうに「おはよう」と返されたら、「機嫌悪いのかな?」と思いませんか?
生徒が何か失敗したとして、それを頭ごなしに叱ったり、大きな声で怒鳴りつけたりするような先生に、自分の至らない点や悩みについて相談しようと思えますか? 「私の話を全部聞く前に、怒られるんじゃないかな」と思ってしまいませんか?
いつも活発な子どもたちとは遊んでくれるけど、教室の片隅で一人で本を読んでいる子どもには何の声もかけない、そんな先生に、おとなしい子や引っ込み思案な子、控えめな子が「相談したいことがあります・・・」って言ってくれるでしょうか?
教師の「日常の一挙手一投足」を、生徒達はよく見ているものです。
「どうすれば、hana先生みたいに、相談してもらえるようになるんですかね。」と助言を求められたときの私の答えは、(相手によりますが)
「ゆったり構えてみたらどうでしょう。先生はいつも忙しそうだから、ちょっと余裕っぽい様子も出してみたらいいと思います。」
「生徒達とすれ違う時には、たまにでいいので「元気か?」とか「いい挨拶だね」とか「授業頑張れよ!」とか、一言添えてみたらどうでしょうか。」
「大きな声で叱る前に、深呼吸をしてみてはどうでしょうか。大きな声への恐怖感は誰でもあるものです。少しボリュームを下げて、ゆっくり話そうとしてみたら、先生の指導したいことも伝わりやすくなると思いますよ。」
「たまには、あの子に「どんな本が好きなの?」「おすすめの本ある?」って話しかけてみたらどうでしょうか。」
のように返していました。
相談されないのは、信用されていないからじゃないのです。
コミュニケーション不足で、信用していいかどうかわからないからです。
でも「私を信じて!」なんて言われたら、余計に胡散臭いですよね(笑)。
だからこそ、「日常」が大切なのです。
「日常」の先に「経験」が積み上がっていきます。
日常の振る舞いが、生徒との信頼関係の土台になり、先生方の生活の「安定」をもたらします。
先生方、自信もって頑張ってください! 応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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