場面42-3:理解は判断より先に

記事
学び
4歳のWちゃんは、園では元気いっぱい。
友だちともよく遊び、体格もよく、いつも笑顔が多い子。

ある日のお迎え。
保育者が時計を見ながら言う。
「今日も少し遅れてるね」

ほどなく母親がビーチサンダル姿で駆け込んでくる。
「ごめんなさい、また忘れてて……」

Wちゃんは少しふてくされた顔で、
「まただー」と言いながらも、
すぐにその日の出来事を楽しそうに話し、母親と手をつないで帰っていく。

後日、保育者が家庭訪問に行くと
部屋はやや散らかっていて、母親は
「家事、ほんとに苦手で……」と苦笑い。

Wちゃんはそんな中でも、
「カレーって言うけど具がないんだよ」と笑って話す。
ときどき、服が汚れ、髪も整わずに登園してくる朝もあった。

保育所のWちゃんと母親への理解や対応として、正しいのは?

クイズ

母親と改めて時間をとり、困っていることや通院歴などを丁寧に聞き取り、母親理解を深める。
⭕️か❌か

保育のポイント

見た目の様子だけで、ネグレクトと即断することはできない。
生活の乱れを理由に責める関わりは、支援の機会を失わせる。

また、親を否定する言葉を子どもに伝えることは、安心感を損なう。

大切なのは、背景にある困りごとを丁寧に聴き、理解する姿勢である。
支援は、正すことではなく、理解から始まる。

対話を重ねることで、親子の生活は少しずつ安定していく。

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答え
⭕️
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