「血縁」と「ムラ社会」への回帰――社会保障の限界が、私たちをどこへ連れていくのか

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近年、日本では
「政府が国民の生活を保証すべきだ」という考え方が、
かなり強く共有されているように感じる。

それが政府の役目であることはそうなのだが、限界を迎えている。

それ自体は、戦後日本が積み上げてきた
社会保障制度の成功体験を考えれば、自然な感覚だろう。

ただ、冷静に構造を見たとき、
その前提がこれからも成り立ち続けるのかについては、
一度立ち止まって考える必要があるように思う。

社会保障は、すでに構造的な限界に近づいている

まず、日本の現状を整理したい。

・市場の信認低下に伴う円安
・国の支出の中で、飛び抜けて大きい社会保障費

特に社会保障費は、日本の国家予算の中でも突出して大きい。

円安については
2026年1月23日現在、1ドル=160円に迫り、物価は大きく上がっている。

社会保障については
筆者は1人法人をほそぼそやっているが、30万円の給料を払うのに会社負担分を含めると35万円が必要で、かつ手取りは25万円ほどになる。
圧倒的な痛税感である。

人口構造を見ると、さらに厳しさが際立つ。

団塊世代:1学年 約250万人
2025年生まれの子ども:70万人未満

人生100年時代と言われる中で、
20〜60歳まで働き、
0〜20歳は親が面倒を見るとしても、
60〜100歳を国が支え続けるというモデルは、
人口構造的にかなり無理がある。

制度としては美しいが、持続可能性という観点では、すでに綱渡りに近い。
人口が増えていた昭和モデルを前提にしている。

社会保障が薄い社会で、人はどう生きているか

ここで一つ、対照的な例として中国の話をしたい。

筆者の妻は中国人で、私は中国によく行く。
その中で、日本との大きな違いを何度も感じてきた。

その代わり、人と人との距離が非常に近い。
友人同士でも、日本人から見ると家族レベルの付き合い
困った時は、まず人に頼る
場合によっては、友人が介護まで担うこともある
別に中国人の人間関係が美して、日本人の人間関係が美しくないと言いたいわけではない。

中国は、日本と比べると社会保障の充実度は決して高くない。
筆者の義母が足を骨折した際も幼馴染の友人が献身的に介護をしていた。

日本では、
「介護は病院や施設で行うもの」という意識が強いが、
中国では、長期入院による介護が一般的でないケースも多い。

制度が薄い分、人間関係がセーフティネットとして機能している。
良し悪しは別として、これは一つの現実的な適応の形だと思う。

最後に残るのは「家族」と「信用」

現在の日本では、
「困ったら国が何とかしてくれる」
「老後は制度が守ってくれる」
という感覚が、まだ強く残っている。

しかし、今後その余裕は確実に減っていくだろう。

仮に今の水準を維持しようとすれば、
国債を大量に発行し、利払い負担が膨らむ
金利を抑えれば円安が進み、インフレが加速する
どちらに転んでも、いずれは社会保障費を削らざるを得なくなる。

本来であれば消費税を増税して安定した財源にしたいところだが、政治的な壁は相当高い。今は増税どころか商品に関しては消費税ゼロにする案が出てるくらいだからだ。

つまり、早晩、
「国がすべてを面倒見る社会」からの後退
は避けられない。

そうなったとき、
最終的に自分の生活を支えてくれるのは何か。

おそらくそれは、
・家族
・血縁
・長年築いてきた信用関係
・いざという時に助け合える小さな共同体
といった、極めてローカルで、顔の見える関係になると思う。

最後に: 現役世代が支える社会保障に戻るには数世代かかると思っている

上記で中国の例を出して、中国では家族・信頼できる知り合いがセーフティネットになっている旨を話した。

それでも中国は日本以上に加速度的に少子化を続けている。

ChatGPTに聞いたが、
1995年2000万人ほど生まれいていた人口はたった30年で792万人と60%超下がってしまった。

GPT.png

知り合いの中国人に聞いても多くが子供を持つことに積極的でない
・生活費がかかる
・時間がかかる
・コストを掛けても結局は外に行ってしまう(自分を支えてくれない)
と言った感じだ。

中国に限らず、隣の韓国・台湾も含めて日本を上回る速度で少子化は進んでいるし、欧米でも同様でどの国でも子供は2.0人以下を大きく下回っている。

どれだけ子育て支援もしても全く上昇する気配が見えない。

個人的にはこの時代においても子供を2人以上持つ家庭はあるので、最終的には子供を多く持ちたい家庭の遺伝子が残っていくんじゃないかと思っている。

以上、最後は予想であるが、言いたいのは結局自分の事は自分で責任を持つしかないので、国に期待せずできる自衛をやっていこうと思っている。

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