テストまであと2週間。
学校ワークを確認すると、まだかなりのページが残っている。
このようなとき、保護者としては「早く始めなさい」「まだ終わっていないの?」と言いたくなるかもしれません。
ただ、学校ワークが進まないのは、やる気だけが原因とは限りません。
本人も勉強しなければならないことは分かっていても、「今日は何を、どこまで進めればよいのか」が決まっていない場合があります。
学校ワークが進んでいないときは、次の3つを確認してみてください。
【1.今日取り組む範囲は決まっているか】
「今日は数学をする」だけでは、具体的な予定とはいえません。
例えば、
「20時から、数学の学校ワーク52ページから56ページまで進める」
というところまで決めると、机に座ったあとに迷いにくくなります。
使う教材、始めるページ、終えるページ、開始時刻の4つを決めることがポイントです。
【2.一周目を終える日は決まっているか】
学校ワークの提出日と、一周目を終える日は同じではありません。
例えば、テストまで14日で学校ワークが42ページ残っている場合、単純に1日3ページずつ進める方法もあります。
しかし、この方法ではテスト前日まで一周目が続き、間違えた問題を解き直す時間が残りません。
一例としては、
①1日目から8日目で一周目を終える
➁9日目を遅れの調整日にする
③10日目から12日目で間違えた問題を解き直す
④13日目と14日目で重要問題を最終確認する
という分け方が考えられます。
実際には、部活動や習い事、本人の理解度、1ページあたりの問題数に合わせて調整します。
【3.分からない問題の扱い方は決まっているか】
一問が分からず、そこで長時間止まってしまう子もいます。
数学の場合、5分程度考えても解き方の方針が出なければ、いったん印をつけて次の問題へ進む方法があります。
・○は自力で解けた問題
・△は解説を見て理解した問題
・×は解き方が分からなかった問題
というように分けておくと、解き直す問題が明確になります。
一周目では、すべてを完璧にするのではなく、自分が解ける問題と解けない問題を整理します。
その後、△と×の問題を、解説を閉じた状態でもう一度解きます。
【保護者の声かけも少し変えてみる】
「ワークは終わった?」と聞く代わりに、
「今日は何ページから始める?」
「一周目は何日までに終える?」
「分からなかった問題はいつ確認する?」
と聞くと、本人が予定を具体的に考えやすくなります。
学校ワークが進まないと、新しい問題集を購入したくなることもあります。
しかし、まず必要なのは、今持っている教材を「いつ、どこまで、どの順番で進めるか」を整理することかもしれません。
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