セル・イン・メイ(5月に株を売れ)は正しいの? 日経平均株価で検証してみた

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マネー・副業
セル・イン・メイは、米国ウォール街の相場格言の一つで、5月に株を売却し、9月頃まで市場から離れるべきだというアノマリー(経験則)です。

対象は米国市場ですが、日本市場にも通じるものなのでしょうか。

気になったので、セル・イン・メイを分析するPythonプログラムを作成しました。

● Pythonプログラムでできること
  - 月間騰落率を算出し、グラフ化することができます
  - 指定された月に基づき、バックテスト(買いトレード限定)ができます

対象を日経平均株価として、実際に私が作成したPythonプログラムによる月間騰落率を確認することにします。

ちなみに、月間騰落率は、以下の式で算出します。

今月末の終値 = A
先月末の終値 = B
● 月間騰落率 = 100 * (A - B) / B [%]

N225_月毎騰落率_2006-2025_グラフ.png

上記のグラフは、日経平均株価を対象とした月間騰落率を表すグラフです。

● 期間: 2006年1月~2025年12月(20年間)
● 縦軸: 月間騰落率 [%]
● 横軸: 対象の月
● 灰色の折れ線グラフ: 各年の月間騰落率の推移
● 青色の棒グラフ: 全ての年を対象とした各月の騰落率の平均値
● 赤色の縦線: 全ての年を対象とした各月の騰落率の最大値と最小値

月間騰落率のグラフを見ると、5月の騰落率は4月と比べると落ち込んでいるのが確認できます。

案外、セル・イン・メイは、日本市場にも当てはまるのかもしれません。

さらに月間騰落率の分析を進めると、以下の点が確認できます。

● 4, 11, 12月の月間騰落率の平均値(青色の棒グラフ)はプラスが大きい
● 1, 8月の月間騰落率の平均値(青色の棒グラフ)はマイナスとなっている

こうした状況から、次のストラテジーを考えることができます。

● 1月末で買い、4月末で売る
● 8月末で買い、12月末で売る

実際に、Pythonプログラムを使ってバックテストを行った結果が、下記となります。

● 1月末で買い、4月末で売るストラテジーのバックテスト結果
  - 最終損益(1株): 4,774.90円
  - 平均リターン: 2.55%(最大: 24.44%, 最小: -12.98%)
  - 勝率: 65.0%(勝ち: 13, 負け: 7)

● 8月末で買い、12月末で売るストラテジーのバックテスト結果
  - 最終損益(1株): 21,366.22円
  - 平均リターン: 4.97%(最大: 21.68%, 最小: -32.23%)
  - 勝率: 75.0%(勝ち: 15, 負け: 5)

最終損益(1株単位), 平均リターン、勝率の全てにおいて8月末で買い、12月末で売るストラテジーの方が優位であることが確認できました。

今回、ご紹介したPythonプログラムは、日経平均株価以外の銘柄を対象に、上記と同様の分析とバックテストを行うことができます。

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