働けなくなってから、貯金の確認が怖くなった、生活費を考えると毎日がつらい
そんな声をよく聞きます。収入が止まっているのに支出だけは減らない。
この恐怖は、想像以上に人の心をすり減らします。
でも実は、制度をうまく使うことでこの不安を和らげることができます。
順番通りに使えば意外とこの怖さを解消できます。
今回はその「つなぎ方」の話です。
仕事ができない収入空白期間が一番の敵
国の制度は準備そして申請~審査~受給決定、この期間は長くて4ヶ月から6ヶ月かかります。
この「収入空白期間」をどう乗り切るかが、貯金を守る一番のポイントです。
会社員や公務員の皆さんが活用できる制度は健康保険の傷病手当金です。
ステップ1:まず傷病手当金を使う
会社員・公務員で健康保険に加入している方は、働けなくなった日から傷病手当金の対象になります。
- 支給額:おおよそ給与の3分の2
- 期間:最長1年6ヶ月
これが「貯金を切り崩す速度」を大きく緩めてくれます。まずはここで病気療養中の生活の土台を作ります。
ステップ2:並行して障害年金の準備を進める
傷病手当金をもらいながら、療養が長引くことも視野の中に入れましょう。
同時に障害年金の申請準備を進めます。一番良いのは「同時並行」であることです。傷病手当金は、最長で1年6ヶ月です。その先は支給されません。支給が切れてから動き出すと、空白期間ができてしまいます。
- 今の病状や年金の納付状況が要件を満たしているか確認
- 初診日、初診病院の確認
- 保険料の納付状況の確認
- 診断書の依頼タイミングの相談(症状固定や一定期間の経過が必要な場合もあります)
早めに年金事務所や社労士に相談しておくと、傷病手当金から障害年金への切り替えがスムーズになります。
ステップ3:障害年金は遡って請求できる場合がある
障害年金には、条件を満たせば最大5年分過去にさかのぼって請求できる仕組みがあります。
「申請が遅れた=もらえる分が減る」と限らないケースがあることも、知っておいてほしいポイントです。
こういった過去から苦しんでいる病気に対しての、初診日や初診病院の証明の調査は社労士の得意分野です。困ってしまった場合は、ぜひ相談してみてください。
最後に
「収入がない期間をどう乗り切るか」は、自分も家族も精神的にも一番つらい部分です。でも、傷病手当金→障害年金という順番と仕組みを知っているだけで、見える景色も安心感も変わります。
一人で抱え込まず、社労士に、今の状況を話してみてください。
使える制度は、使うためにあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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