障害年金の相談から受給までのケーススタディ

障害年金の相談から受給までのケーススタディ

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制度の説明だけでは、実際にどう進んでいくのかイメージしづらいという声をいただきます。今回は、これまでの相談でよくあるパターンをもとにした一例を、時系列でご紹介します。

※この事例は、実際によくある相談内容をもとに構成したケーススタディです。状況によって手続きや結果は異なります。


Aさん(30代・会社員)のケース


うつ病で休職し、生活費への不安から相談に来られたAさん。当時は「働けなくなったのは自分の甘えでは」と、自分を責める気持ちが強い状態でした。

相談〜申請準備(1ヶ月目)

まず、いつから心療内科に通っているかを一緒に確認しました。
Aさんは最初、体調不良で内科を受診していて、その後心療内科を紹介されていたことがわかりました。
初診日は最初にその症状で受診した医療機関となります。Aさんの場合は、内科受診日が初診日に該当する可能性があったため、本人へのヒアリングをもとに医療機関へ確認を進めました。

診断書の依頼(2ヶ月目)

主治医への診断書依頼にあたり、Aさんが「普段は伝えていなかったこと」を一緒に整理しました。

- 起床後、身支度に2時間以上かかる日があること
- 週の半分は食事を作れない、掃除洗濯もできず、家族に頼っていること
- 通勤時、気分が悪くなり引き返した日が度々あったこと

これらを事前にメモにまとめ、Aさんより主治医に共有してもらいました。

提出〜審査(3〜5ヶ月目)

書類がそろい、年金事務所へ提出。このケースでは審査に約3か月かかりました。審査期間は申請内容などによって異なります。

結果〜受給開始(6〜7ヶ月目)

障害厚生年金2級が認定され、年金証書が届きました。初回振込では、支給対象となる期間の年金がまとめて振り込まれました。

Aさんの言葉


「自分では『これくらい普通』だと思っていたことが、実は困りごととして伝えるべきことだったんだと知りました。一人で申請していたら、きっと同じ結果にはならなかったと思います」

この事例からわかること

- 初診日は、自分が思っている病院と違うことがある
- 「普段我慢していること」ほど、診断書に伝える価値がある
- 審査期間中の生活費は、他の制度と組み合わせて乗り切れる

最後に


一つ一つのケースは違っても、必要な制度を知らなかったために、本来受けられる可能性があった支援につながっていなかったケースは少なくありません。今つらい状況にある方も、まずは自分の状況を話してみることから始めてみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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