「自分の軸が育ってくるって、こんなに軽やかなんですね!
やってみたかったことが、どんどん叶っている感覚があります」
先日、クライアント様からこんな嬉しいご感想をいただきました。
「自分軸」という言葉を聞くと、ブレない強い人になることや、何でも自分で決められるようになることをイメージするかもしれません。
でも、私が思う自分軸はもっと軽やかで自然に根付いたものです。
自分の中にある小さな感覚を、自分でちゃんと聞いてあげられること。
自分の気持ちを大切にすることが当たり前になること。
そしてそれらが当たり前になると、不思議なくらい毎日の選択が変わっていきます。
今までなら「こうしたほうがいいハズ」「嫌だけど仕方ない」「みんながそうしているから」と選んでいたことを、「私はどうしたい?」というところから選べるようになる。
すると、仕事、人間関係、お金、時間の使い方、暮らし方まで、少しずつ現実が変わっていくことがあります。
今回の記事では、「自分軸を取り戻す」とは一体どういうことなのか。
そして、なぜ私たちは自分軸を失ってしまうのか。
さらに、他人軸から自分軸へ戻っていくために、まず何をしたらいいのかを、一緒に見ていきたいと思います。
「自分を優先する」だけではない、本当の自分軸のつくり方
「もっと自分らしく生きたい」
「人の目を気にせず、自分の人生を生きたい」
「自分軸を持ちたい」
そう思っているのに、いざ自分の好きなことをしようとしてもできない。
そんな経験はありませんか?
実は、自分軸がない人というのはこれまでずっと周りを見ながら、一生懸命に生きてきた人であることが多いのです。
誰かの期待に応える。
迷惑をかけないようにする。
空気を読む。
嫌われないようにする。
頼まれたら断らない。
そうやって他者の反応を中心に生きているうちに、自分自身が少しずつ後回しになっていきます。
そしてある日「私は何がしたいんだろう?」と分からなくなってしまう。
これが、いわゆる「他人軸」の状態です。
他人軸で生きていると
他人軸で生きていると、朝起きた瞬間から自分以外のものに意識が向いています。
スマホを開いて誰かの投稿を見る。
今日の予定を確認して、「これを優先しなきゃ」と考える。
仕事では頼まれたことを優先する。
誰かの機嫌が悪ければ、「私が何かしたかな?」と考える。
本当は疲れていても、「みんな頑張っているから」と動く。
帰宅してからもSNSを見たり、誰かから来たメッセージに返信したり、今日あった嫌な出来事を何度も思い返したりする。
そしてベッドに入ってから「明日はもっとちゃんとしなきゃ」と考える。
一日が終わったのに、心はまだ誰かの人生の中にいます。
そのため、1日が終わっても「いつもあの人に振り回されている」と感じてしまうこともあるかもしれません。
これが長く続くと「自分のために生きている時間」がほとんどなくなってしまいます。
では、自分軸の人は何をしているの?
ここで誤解しないでほしいのは、自分軸の人が「自分勝手な人」ではないということです。
自分軸とは、何でも自分の思い通りにすることではありません。
自分が何を感じていて、自分がどうしたいのかを心から感じ取り、自分自身で行動を選択できるようになることです。
たとえば、予定が入っていても疲れているなら「今日は休もう」と決める。
人から何かを頼まれても「今の私には難しい」と感じたら断る。
誰かの意見を聞いても「でも私はどう思う?」と一度自分の内側に戻る。
つまり、自分軸とは「自分を中心にして、世界との関係をつくり直すこと」なのです。
「そんな生き方、私には無理」と思ったあなたへ
ここがとても大切なポイントです。
もし先ほどの自分軸の1日を見て、「こんな生活できるわけない」「こんなの理想論でしょ」「わがままなだけじゃない」と感じたとしたら。
実はその反応そのものが、今のあなたの「現在地」を教えてくれている可能性があります。
「休みたいときに休むなんて無理」
「仕事を選ぶなんて贅沢」
「人に嫌われてもいいなんて怖い」
「自分の好きなことを優先するなんて、わがままじゃない?」
こうした言葉が出てくるときは、まず「なぜ私は自分を優先することが怖いんだろう?」と見ていくことが大切です。
ここからが、本当の意味で自分軸を取り戻すスタートです。
他人軸になったのには理由があります。
成長するにつれて、家庭や学校、社会の中で「こうしたほうが褒めてもらえる」「こうすると怒られる」「こんなことを言ったら嫌われる」という経験を覚えていきます。
そして少しずつ、「自分がどうしたいか」よりも「相手がどう思うか」を優先するようになります。
もちろん、それ自体が悪いわけではありませんが、問題なのは「相手を大切にするために、自分を消してしまうこと」です。
自分軸 = 自己中心的ではありません
ただ一つ重要なことは、自分軸と自己中心的であることは、
まったく違うということです。
自分軸とは自分も相手も尊重できることを示します。
「私はこう思う。でも、あなたはそう思うんだね」
お互いの違いを認めることができるのです。
相手を尊重しながら、自分も尊重する。
相手と自分との違いを認める。
自分の思いで押し通したり、自分の思い通りに他者を動かそう(変えよう)とすることは自分軸ではありません。
自分も相手も尊重しながら、新たな関係性の構築をすることが真の自分軸です。だからこそ自分軸を取り戻すことは、人間関係を壊すことではありません。
自分を偽らなくなることで、本当に心地よい人間関係が残っていきます。
🕊️ 他人軸から解放されて、自分らしい毎日へ
自分の軸を強くして、軽やかな毎日をサポートしております。
🕊️ 自分をもっと知りたい方に