8月8日 ライオンズゲート / 8月13日 新月

8月8日 ライオンズゲート / 8月13日 新月

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コラム
この時期、ライオンズゲートという言葉を目にした方もいらっしゃるかもしれません。

先にお伝えしておくと、これは古典的な占星術の技法ではありません。 8月8日という日付は、8という数字と獅子座(ライオン)を重ねた、現代の呼び名です。ホロスコープに「門」という要素があるわけではありません。

ただ、下敷きになっている天文現象はあります。

シリウス(全天でいちばん明るい恒星)が、太陽に近づいていったん見えなくなり、また明け方の東の空に姿を現す。 古代エジプトでは、この現れがナイル川の増水と新年の合図でした。

歳差によって、当時と今とでは時期がずれています。 それでも「いちばん明るい星が、消えてから戻ってくる」という構造そのものは、変わってはおらず、それは日食のような見え方をしています。

翳って、戻る。 今月は同じ形の現象が二度重なる特別な月になるのです。

そして2026年のライオンズゲートには、少し特別な事情があります。

7月29日、太陽と木星が獅子座で重なりました。2014年以来の配置です。 門が開くと言われる時期の入り口に、12年に一度の広がりが置かれていた形になります。

けれど、門が閉じると言われる12日前後に待っているのは日食です。 しかも今年は獅子座に「手放す側」の交点が入っています。

引き寄せる門ではなく置いていく門。 2026年のライオンズゲートはそんなふうに視えます。

8月13日の新月で意識したいこと


占星術では日食をともなう新月を、通常の新月の何倍もの区切りとして読みます。 一晩で完結する話ではなく、ここから半年ほどかけて形になっていくような、長い節目の新月です。
今回の新月は、何か周りに見られていた役から降りるような気配、と前回の記事でお伝えしました。

日食の新月については、書くのを控えたほうがいいという考え方もあれば、いつも以上に強く働くという考え方もあります。占い手によって分かれるところです。

私の解釈としてはこんなふうにお伝えしています。


増やす願いより、やめる宣言を。


「これを手に入れたい」ではなく、「これはもう手放します」。 今回の日食は手放す側で起きるので、そちらのほうが空の気配と揃うように読み解けます。

書くとしたら、たとえばこんなことです。

    ・もう演じなくていい役割を、1つだけ紙に書く

    ・惰性で続けている習慣を、1つやめると決める

    ・部屋の一角を整理して空けてみる

    ・返事を保留したままの誘いに、断りの一言を送る


大きなことでなくて構いません。 情報場という考え方をするなら、意図した時点から流れは動きはじめます。

また、日食の前後は、思っている以上に消耗しますので、急ぎではない用事は後日にしたほうが良いかもしれません。 何も起きていないのに疲れる、眠りが浅い、感情が動きやすい。 そういう数日になることがあるかもしれません。

今回の日食の区切りは半年かけて形になるので、決めるのは月末でも遅くありません。何かを整理したり置いていって、新しい出発へ。

そんな新月になりそうです。



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