こんにちは、同人活動や動画・配信向けの「作字ロゴデザイン」制作を中心に活動している蒼過 舞(あおか まい)です。
普段は気ままに文字を作ったり、好きなゲーム実況者さんのFAを描いたり、
同人誌のタイトルロゴや表紙まわりのデザインをお手伝いしたりしています。
今回は、私のサービス内容に含まれている、「提案資料」についてお話しします。
「そもそも提案資料って何?」「なんでわざわざ用意するの?」
そんな疑問にお答えしつつ、“なぜ私があえて手間をかけてまで提案資料を添えるのか”という理由をお伝えします。
提案資料ってなに?どういうもの?
提案資料とは、ご依頼いただいた制作物に対して「こういう方向で考えています」というラフ案や意図を、視覚と文章で伝える資料です。
完成形ではなく、あくまで完成までの道のりを共有するための中間資料です。
私の場合、提案資料には主に以下の要素を盛り込んでいます。
・ラフ案(簡単なデザイン・構成)
・デザインの意図や意味
・見る人にどう見えるか、どう感じられるか
・異なるコンセプトに基づいた複数案
特に大切にしているのが、「コンセプトが異なる案」を並列して提示することです。
たとえば事前のヒアリングで、
「信頼感を出したい」
「親しみやすさもほしい」
「印象に残るようにしたい」
といった複数の“軸”が存在する場合、それぞれの軸に重きを置いたパターンを複数ご提案します。
この段階で「あ、自分が一番大事にしたいのは“親しみやすさ”だったかも」と気づいていただけることも多いです。
そしてもちろん、それぞれの案に対して「なぜこういうデザインにしたのか?」という理由や意図も記載しています。
実際にご依頼いただいた際にお付けした提案資料の一部をご紹介します。
初回に提出した表紙のラフ案です。コンセプト違いで3パターンほど提出したうちの一種類です。
※掲載許可はとっていますが、諸事情でぼかしております。
こちらはタイトルロゴの提案資料です。
今回のご依頼は「お任せ」だったため、清書したものを提案資料に組み込んでいますが、本来であればラフ案の時点でこのように資料をお作りしております。
※掲載許可はとっていますが、諸事情でぼかしております。
こちらは提出した表紙ラフ案の中から選んでいただいたA案を、更に修正し、数パターン提案した際の資料です。
柔らかな印象の案を選んでいただいたので、柔らかさの中でどのように"味付け"をするかによって、見え方が変わると思ったため、更に提案いたしました。
この資料から実際にどんな作品が出来たのか気になる方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!
なぜ提案資料を付けるのか?3つの理由
1.イメージのすり合わせができる
テキストだけでは伝わらない微妙なニュアンスや方向性も、「ラフ+説明」があることで具体的になります。
「こういう感じで進みそうだな」という完成までの道のりがクリアに見えるのです。
2.デザインの意図を理解してもらうことで“選びやすく”なる
依頼してくださる方は、デザインの専門家ではありません。
「どう見えるのか?」「なぜこのモチーフが使われているのか?」といった背景や意図が分からないと、選ぶのがとても難しいと思います。
・どれを選べばいいか分からない
・何が違うのかよく分からない
・なんとなく違和感があるけど、理由が分からない
そんな迷いを防ぐために、「この案はこういう理由でこうしています」と明確に説明する提案資料があることで、納得感と判断のしやすさが格段にアップします。
3.修正も早く、完成までがスムーズ
この提案資料の段階で、「方向性が違ったかも」「こっちの軸でいきたい」などが確認できるので、完成後の大きな修正を防ぎ、やり取りがスムーズになります。
実は“ココナラでは珍しい”けれど、“プロの現場では当たり前”
ココナラのようなサービスでは、提案資料を事前に出すのは意外と珍しいです。
理由としては、個人間でのやりとりでは、手間が多く、「見合わない」ことが多いからかと思います。
(もちろん提案資料を添付してくださるデザイナーさんもいらっしゃいます!私のように!笑)
でも、企業や制作会社の現場ではむしろ「当たり前の工程」です。
「こちらの(ヒアリングシートの)曖昧な回答に対して、筋の通ったコンセプトを提示してくれて助かりました」といったお声をいただくこともあり、ひと手間かける価値はあると強く感じています。
ご依頼いただいた方には、このような提案資料をお付けしています。
完成イメージを共有するため、ご依頼の不安を減らすため、というのもありますが、納得して・気持ちよくやり取りを終えられるようなデザイナーでありたいと思っているからです。
“単に作る”だけではなく、“ご依頼者様にも納得していただく”ことを大切にしたいと思っているからこそ、この一手間を惜しみません。
「ちょっと珍しいけど、ちゃんと考えてくれてる」、「なんとなくの希望でも形にしてくれそう」と思っていただけたなら嬉しいです。
こんなふうに進めてもらえるなら安心かも!と思ってくださった方は、ぜひお気軽にサービスページをチェックしてみてください!