「混植」でコスパ良く、理想のロゴを作るという選択

「混植」でコスパ良く、理想のロゴを作るという選択

記事
デザイン・イラスト
こんにちは、同人活動や動画・配信向けの「作字ロゴデザイン」制作を中心に活動している蒼過 舞(あおか まい)です。
普段は気ままに文字を作ったり、好きなゲーム実況者さんのFAを描いたり、
同人誌のタイトルロゴや表紙まわりのデザインをお手伝いしたりしています。

今回は、「作字タイトルロゴを依頼したいけど、金額がちょっとネック・・・」という方に向けて、
少しでも理想に近づける“選択肢”をご紹介しようと思います。

「ロゴを頼みたいけど、ちょっと高いな・・・」と思う時

突然ですが、私が出している作字サービスでは、5文字までが基本プラン以内で、6文字以上がオプション購入必須となっています。
他の方のサービスでも、文字数の制限はよく見かけます。
でも、配信・動画タイトル、同人誌タイトルって、意外と長くなりがちじゃないですか?
特にゲーム実況系は、「どんなゲームか」をタイトルに入れようとして長くなったり・・・。
昨今のラノベや漫画も、「内容を説明する系の長めタイトル」が多いですよね。

作字タイトルロゴは世界にひとつだけのデザインになるので、作品の印象を大きく左右する大事な要素です。
だから「印象に残る」「世界観を表現した」ロゴは作りたい・・・!
だから作字にはしたい、でもそれだと予算オーバー・・・
「タイトルが長いから費用が上がっちゃう」とか「もう少し予算を抑えたい・・・」とか思う方も多いはず。

そんなときに選択肢に入ってくるのが、
全部作字じゃなくてもデザインの質を保つ方法——混植(こんしょく)です。

全部を作字にしなくても、
「必要なところだけ」作字にして、あとは既存フォントを組み合わせる。
混植を使えば、見た目の完成度を落とさずに、コストを抑えて理想に近づけることができるんです。

混植とは?

混植とは、異なるフォント(書体デザイン)を組み合わせて文字をつくる方法のことです。
たとえば「漢字の部分だけ作字して、ひらがな・カタカナは既存フォントを使う」ようなデザインです。
混植サンプル.png

実はこれ、大手のゲーム会社やアニメ作品でも普通に使われている手法なんです。
『スプラトゥーン』のセリフテキストも、実は混植で作られています。
(初代スプラトゥーンでは漢字が既存フォント、ひらがな・カタカナ・アルファベット・記号がオリジナルフォントで作られています。)
よーく見ると、漢字だけが少し角ばったデザインで、カタカナが太く・丸いデザインになっているのは、混植という手法をとっているからです。

とあるインタビュー記事でも語られていましたが、「漢字は文字数が多いので作るのをあきらめた」とのことでした。
大手ゲーム会社でも「文字数が多くなるから、混植という方法をとる」ということは、実はよくあることなんです。

混植にするメリット

・費用を抑えられる
 ▶全部を作字するより工数が少ないため、予算に優しい。こだわりたい部分だけに手を加えることで、コスパよく理想のデザインに近づけます。

・伝えたい部分をしっかり強調できる
 ▶「この言葉を目立たせたい」というポイントを作字にすることで、自然と視線がそこに集まります。
タイトルの中の“見せ場”を強調するイメージですね。
同人作品を例にすると、「キャラクターの名前に関連する部分だけ」作字にすることで、"誰と誰のCP"なのかが分かるようにするなどがこれに該当します。

・個性と読みやすさのバランスがとれる
 ▶全部作字にすると、「印象に残る」「世界観が表現される」半面、可読性を重視するように依頼しないと読みにくくなることもあります。
混植なら、既存フォントの安定感+作字の個性で、見た目も印象も整えられます。
(私の作風は「モチーフイラストを組み合わせて、文字の形にする」ものですが、もちろん既存フォントと同じように安定感のある・やや普遍的なデザインも可能です!)

実際にどういう感じ?
前回の記事で紹介した自主制作「炭酸」の作字を元に、混植を使用して新たにタイトルロゴを作ってみたのが、こちらになります!
炭酸_混植用.png

このロゴでは、「漢字部分だけ作字して、カタカナの部分は既存フォント」で構成しています。
既存フォント部分が浮かないように、
・作字部分で使用したモチーフを(既存フォント部分に)組み合わせる
・同じ色を使う
という工夫をしています。

ほんの一部の工夫でも、全体の印象がぐっと引き締まるんです。
「全部作字は無理だけど、作品タイトルにこだわりたい」
という方には、特におすすめの方法です。

まとめ

・タイトルが6文字以上だけど、費用が気になる
・“自分の作品らしさ”を出したいけど、全部作字は難しい
・強調したいワードがあり、しっかり見せたい
・コスパもデザインも両立したい
と思っている方に、おすすめの方法が「混植」です!

「作字ロゴに興味はあるけど、予算がちょっと…」という方こそ、混植という選択肢を考えてみてほしいです。

この記事を読んで、「混植も意外といいかも!」と思った方は、ぜひお気軽にご相談ください!
混植での制作も承っております。

あなたの作品の世界観を、形にするお手伝いを出来たら嬉しいです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す