先生を変えるのは、なんとなく後ろめたさを感じるもの。
でも、結論からいうと——
決して悪いことではありません。
自分の楽器を共に磨いてくれる人に出会うまで、
模索し続けていいと私は思います。
◆先生を変えたくなるタイミング
レッスンを受けていて、「変えたほうがいいかも」と感じるタイミングは、
大きく分けてふたつあります。
① 短期間受けてみたけれど、教え方がしっくりこない場合
② 長く学んだうえで、別の視点からの指導を受けたくなったとき
数か月続けても違和感が残るなら、
先生を変えてみるのは決して珍しいことではありません。
また、違う視点を求めたくなるのも自然なこと。
それは「卒業」であり、「成長のあかし」でもあります。
◆同じ先生で受け続けるメリット・デメリット
同じ先生に習い続けるメリットは、
体の使い方や声の特徴だけでなく、その人の考え方や傾向まで理解したうえで指導してもらえること。
そのぶん、より自分に合ったトレーニングに出会いやすくなります。
一方で、同じやり方に慣れてしまうことで、
新しい視点に触れる機会が少なくなることもあります。
声は「これで完成」というものではないからこそ、
必要に応じて環境を変えることも、ひとつの選択です。
◆違う視点も役に立つ
声は一人ひとり違います。
性格も、得意・不得意も、それぞれ。
だからこそ、アプローチもひとつではありません。
大切なのは、
「今の自分に合う先生を見つけること」
そしてもし、
・今のやり方が合っているのか分からない
・このまま続けていいのか迷っている
・自分の声に合うトレーニングを知りたい
そんなときは、第三者の視点を少し取り入れてみるのもひとつです。
無理に変える必要はありませんが、
「違う見方を知る」だけでも、声の感覚が変わることがあります。
もし迷っているときは、
一度、声の状態を一緒に整理してみるのもおすすめです。
今の自分に合う方向が、少し見えてくるかもしれません。
一番大切なのは、ご自身のペースで、選択していくことです。