LINE公式アカウントの料金|無料プランでできること・できないこと

LINE公式アカウントの料金|無料プランでできること・できないこと

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「LINE公式アカウントって、結局いくらかかるの?」

店舗や事務所で導入を検討するとき、最初に引っかかるのがここだと思います。
結論から書きます。

 お客様からの問い合わせに答えるだけなら、ずっと月0円で使えます。

「月200通まで無料」と書かれているのを見て、
「200件しか返信できないのか」と思われた方もいるかもしれません。
実は、そうではありません。

2026年8月時点の料金と、無料でどこまでできるのかを整理します。


■ 3つのプランと料金

LINE公式アカウントには、3つのプランがあります。

 コミュニケーション:月0円(メッセージ200通)
 ライト:月5,000円(5,000通)
 スタンダード:月15,000円(30,000通)

※税別。最新の金額はLINE公式サイトでご確認ください。

多くの店舗は、コミュニケーションプラン(月0円)のまま運用できます。
その理由が、次の「200通の数え方」です。


■ 「月200通」は、何の200通なのか

ここがいちばん誤解されている点です。

LINEの料金体系では、
「こちらから送るメッセージ」だけが通数にカウントされます。

お客様の発言に対する「返信」は、通数に入りません。

つまり、

 お客様「営業時間は何時までですか?」
  → Botが自動で返信        → カウントされません

 こちらから全員へ「今週末セールです」→ カウントされます

問い合わせ対応だけであれば、何件来ても200通は減りません。
FAQの自動応答を入れるだけなら、月0円のままで足ります。

※ 正確には「お客様の発言に対して、すぐに自動で返した場合」が対象です。
  管理画面の応答メッセージを使う場合は、自動でこの条件を満たします。
  自作する場合のみ、返すまでに時間がかかるとこの扱いにならないことがあります。


■ 無料プランでできること

コミュニケーションプラン(月0円)で、次のことができます。

 ・友だち追加されたときの挨拶メッセージ
 ・よくある質問への自動応答
 ・営業時間外の自動返信
 ・画面下のメニュー(リッチメニュー)の設置
 ・お客様との1対1のチャット

店舗の一次対応として必要なものは、ほぼ揃っています。


■ 無料プランでできないこと

有料プランが必要になるのは、
「こちらから送る」場面が増えたときだけです。

 ・全員への一斉配信(お知らせ、キャンペーン)
 ・予約の前日リマインドなどのプッシュ通知

数字にすると分かりやすいです。

 1日10件の予約に、前日リマインドを送る
 → 10通 × 30日 = 月300通
 → 無料枠の200通を超えるので、ライトプラン(月5,000円)が必要

「返信だけか、こちらからも送るか」。
プランを決める分かれ目は、ここだけです。

なお、予約そのものをLINEで受ける方法は3つあります。
月額を払い続けるかどうかで、3年で30万円ほど変わります。

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■ 自動応答を作る3つの方法と、それぞれの月額

「よくある質問に自動で答える」を実現する方法は、大きく3つあります。
どれが良いかは、規模と手間のかけ方で変わります。


【1】LINE公式の「応答メッセージ」機能を使う

 月額:0円
 手間:小さい

管理画面から、キーワードと返答を登録するだけです。
ツールも開発も要りません。

ただし、登録したキーワードと一致したときにしか反応しません。
「営業時間」で登録すると、「何時まで?」には答えられません。

質問のバリエーションが少ない場合には、これで十分です。


【2】ノーコードツールを使う(Lステップ、エルメ など)

 月額:ツールの利用料がかかります
 手間:小さい〜中くらい

画面を操作するだけで、条件分岐やステップ配信まで作れます。
配信を本格的にやりたい場合は有力な選択肢です。

注意点は2つあります。
 ・毎月の利用料が続きます
 ・ツールを解約すると、Botも止まります

「このツールの月額は、誰が払い続けますか」。
導入前に決めておくと、後で困りません。


【3】Messaging API と Google Apps Script で作る

 月額:0円
 手間:大きい

LINEの開発者向け機能(Messaging API)と、
Googleの無料サービス(Google Apps Script)を組み合わせる方法です。

Google Apps Scriptは、Googleアカウントの中で動きます。
サーバーの契約が要らないので、月額が発生しません。

質問の書き方が多少ちがっても答えられますし、
回答内容をスプレッドシートで管理すれば、
あとから自分で文言を書き換えられます。

ただし、正直に書きます。この方法はいちばん手間がかかります。

 ・LINE Developersでチャネルを作る
 ・アクセストークンを発行する
 ・スクリプトを書いて、公開(デプロイ)する
 ・Webhookの設定をする

プログラムの経験がない方が、調べながら進めると
半日〜数日かかることもあります。


■ 7年動かして分かった、止まらないBotの条件

私は2019年6月から、自分用のLINE Botを動かしています。
毎日18時に、翌日の予定と天気がLINEに届く仕組みです。
7年間、一度も止めていません。

続けられた理由は、2つだと思っています。

 1. 自分で管理しなくていい場所に置いたこと

Google Apps Scriptは、Googleが動かしてくれます。
自分のパソコンやサーバーの面倒を見る必要がありません。
7年間、移行作業は一度も発生していません。

 2. 毎日、自分がその出力を受け取っていること

使っていないものは、壊れても気づきません。
逆に、毎日届くものは、届かなければすぐ分かります。

もう1つ、7年で学んだことがあります。

「壊れない仕組みを作る」ことより、
「壊れたときに、自分で直せる状態にしておく」ことのほうが大事でした。

LINEもGoogleも、仕様を変えます。
外部の都合で動かなくなることは、実際に起こります。

だから、外注して作ってもらう場合は、
次の3つを見積りの前に確認しておくことをおすすめします。

 ・納品後、何日間まで無償で対応してもらえるか
 ・外部サービスの仕様変更による不具合は、有償になるか
 ・回答内容を、自分で書き換えられる形になっているか

3つ目はとくに大事です。
「営業時間が変わったから、また依頼しないといけない」となると、
そのたびに費用がかかります。

もう1つ、よく聞かれるのが「パスワードを渡す必要があるか」です。
結論から言うと、渡さなくても作れます。

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■ まとめ

 ・問い合わせに答えるだけなら、月0円のまま使えます
 ・「200通」に数えられるのは、こちらから送るメッセージだけです
 ・有料が必要になるのは、一斉配信やリマインドを送るときです
 ・自動応答の作り方は3つ。月額0円にしたいなら手間がかかります
 ・作った後に自分で直せる形かどうかを、先に確認してください

料金の心配で止まっている方の、判断材料になれば幸いです。


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私は業務システムの開発を5年、
Google Apps ScriptとLINEで作ったBotを2019年から動かしています。

自分で作るのが難しい場合のご相談も承っています。
見積り相談は無料ですので、お気軽にどうぞ。

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