“眠いのに、寝るのがもったいない”あなたへ。心理学が教える“夜を手放せない心”との付き合い方

“眠いのに、寝るのがもったいない”あなたへ。心理学が教える“夜を手放せない心”との付き合い方

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コラム

一日が終わるのが、なんだか惜しい

夜11時、もう眠い。
明日も朝から仕事だから、そろそろ寝たほうがいい。
そう思いながら、動画を一本だけ見る。
その一本が二本になり、気づけば日付が変わっている。
見たい動画があったわけでもないのに、スマホを置く気になれない。
「寝たら、また明日が始まってしまう」と感じることもあります。
眠るのが嫌なのではなく、ようやく手に入れた自分の時間を終わらせたくないのかもしれません。

夜更かしの奥にある「自分の時間」

日中は、仕事や家事、人との約束に追われている。
自分の都合で使える時間が少ないと、夜になってから「もう少し好きに過ごしたい」と思うことがあります。
心理学では、自分で選んでいるという感覚が、人の心にとって大切だと考えます。
夜更かしの背景にも、そんな感覚を取り戻したい気持ちがあるのかもしれません。
もちろん、単なる習慣や睡眠リズムの問題もあります。
ただ「意志が弱いから」と叱っても、翌晩また同じことが起こるなら、別の見方が必要です。

「早く寝なきゃ」の前に、少しだけ楽しむ

まずは夜の時間に、何を求めているのか考えてみてください。
静かに過ごしたいのか。
誰にも指図されず、好きなことをしたいのか。
それとも、今日が仕事だけで終わるのが悔しいのか。
たとえば夕食後、好きなお茶をゆっくり飲む。
短い時間でも、見たいものを自分で選んで楽しむ。
そんな時間を先に確保すると、寝る直前まで取り返そうとしなくても済む場合があります。
大切なのは、自由な時間をなくすことではなく、その時間をちゃんと味わうことです。

なかなか眠れない夜に、聞いてみたいこと

「また夜更かししてしまった」と責めたくなったら、「今日は自分のために過ごせた時間があったかな」と振り返ってみてください。
思い当たるものがなければ、眠る前だけが自分の時間になっているのかもしれません。
「眠いのに、寝るのが惜しい」と誰かに話してみると、日中どんなふうに過ごしているかも見えてくることがあります。
睡眠を削ってまで守りたかったのは、夜そのものではなく、自由に過ごせるひとときだったのかもしれません。
自分の時間を大切にする方法は、夜更かしだけではないはずです。

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