“正解を探しすぎて疲れる”あなたへ。心理学が教える“決められない心”のほどき方

“正解を探しすぎて疲れる”あなたへ。心理学が教える“決められない心”のほどき方

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正しい答えを探すほど、動けなくなる

どう返事をすればよかったのか。
どちらを選ぶべきだったのか。
自分の考えは間違っていないのか。
そんなふうに、何かあるたびに“正解”を探して疲れてしまうことがあります。
失敗したくない。
後悔したくない。
誰かを傷つけたくない。
そう思うほど、頭の中で何度も考え直してしまう。
考えているのに、少しも楽にならない。
むしろ、考えるほど分からなくなってしまうこともあります。

正解を探す心は、自分を守ろうとしている

臨床心理学では、人は不安が強いとき、確かな答えを探そうとすると考えます。
答えが分かれば安心できる。
間違えなければ傷つかずに済む。
そう思うからこそ、何度も考え続けるのです。
つまり、正解を探しすぎるのは、弱いからでも優柔不断だからでもありません。
これまで失敗しないように、周りに迷惑をかけないように、一生懸命やってきた心の働きでもあります。
ただ、その守り方が強くなりすぎると、自分の気持ちが見えにくくなってしまいます。

人生の悩みには、正解より“納得”が必要なことがある

人間関係や心の悩みには、はっきりした正解がないことが多いものです。
どちらが正しいか。
何が間違いか。
そう考え続けても、答えが出ないことがあります。
大切なのは、正解を見つけることだけではありません。
「自分は何がつらかったのか」
「何を大切にしたかったのか」
「今の自分に無理のない選び方は何か」
そうした納得を少しずつ探していくことです。
正しさだけで心を動かそうとすると、気持ちは置いていかれてしまいます。

ひとりで考えすぎる前に、言葉にしてみる

頭の中だけで考えていると、同じ場所をぐるぐる回ってしまうことがあります。
そんなときは、まだまとまっていないまま話してみることが助けになる場合があります。
「何が正しいのか分からなくなっている」
「考えすぎて疲れている」
その一言からでも大丈夫です。
誰かに話すことで、自分が本当に困っていた場所に気づけることがあります。
正解を急いで出さなくてもいいのです。
まずは、考えすぎて疲れた心を少し休ませること。
そこから、自分にとって納得できる道が少しずつ見えてくるのだと思います。

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