“全部自分が悪いのかも”と思ってしまうあなたへ。心理学が教える“自分を責める心”のゆるめ方

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気づくと、自分を責めてしまう

相手の機嫌が悪そうに見えた。
返信が少し遅かった。
会話がうまく続かなかった。
そんなときに、「自分が何か悪いことをしたのかな」と考えてしまうことがあります。
本当は理由が分からないのに、気づくと自分の中に原因を探してしまう。
それが続くと、心はとても疲れてしまいます。

自分を責めるのは、関係を守ろうとする心の働きでもある

心理学では、人は不安な出来事が起こると、その理由を探そうとすると考えます。
理由が分かれば、次は傷つかずに済むかもしれない。
関係を悪くしないで済むかもしれない。
そう思うからこそ、自分の行動を何度も振り返るのです。
つまり、自分を責めやすい人は、いい加減な人ではありません。
むしろ、人との関係を大切にしようとしてきた人なのだと思います。

でも、全部を自分の責任にしなくていい

人間関係には、相手の事情もあります。
相手が疲れていたのかもしれない。
忙しかったのかもしれない。
その人自身の悩みがあったのかもしれない。
それなのに、すべてを自分のせいにしてしまうと、心の中に逃げ場がなくなります。
大切なのは、「自分に原因があるかもしれない」と考えることと、「全部自分が悪い」と決めつけることを分けることです。

責める前に、少しだけ距離をとる

自分を責める考えが出てきたときは、すぐに結論を出さなくても大丈夫です。
「今、自分を責める方向に考えているな」と気づいてみる。
それだけでも、心との距離が少し変わります。
ひとりで考えていると、どうしても同じ場所をぐるぐる回ってしまうことがあります。
そんなときは、誰かに少し話してみることで、「そこまで自分を責めなくてもいいのかも」と見えてくることがあります。
自分を責める力を、少しずつ自分を理解する力に変えていけたらいいのだと思います。

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