※今回も、実際にご相談いただいた方のお話をもとに、許可を得て内容を再構成しております。
「同じように悩んでいる方の助けになれば」と願うご本人の気持ちを込めて、綴らせていただきます。
――彼と結ばれたら、きっと私は幸せになれる。そんな確信めいた想いを抱えていた私ですが、ふとした不安も同時に抱えていました。「本当にそう言い切れるの?」「もし思い描いた未来と違ったら?」頭で打ち消そうとしても、心の奥でざわつくものが消えず、占いを頼ることにしました。
青龍先生は、まず私の気持ちを否定せず受け止めながらも、次の三つの問いを投げかけました。
① 彼と一緒にいるとき、あなたは自然体でいられますか?
② 彼と描く将来は“楽しみ”として感じられますか?それとも“不安の穴埋め”ですか?
③ 彼がいない未来でも、あなたは自分を幸せにできると思えますか?
自分の心に正直に答えようとした瞬間、胸のあたりがチクリと痛みました。私は「彼さえいれば幸せ」という言葉で、仕事への不満や自己肯定感の低さを隠していたからです。
誰かと一緒になることは幸せの大切な要素ですが、それだけで満たされるわけではありません。自分の幸せを丸ごと相手に委ねると、関係が少し揺らいだだけで心が折れてしまう――先生はそんな危うさも指摘してくれました。
そこで私は、「彼と一緒に笑える私」と同時に、「彼がそばにいなくても笑っていられる私」を育ててみようと決めました。小さな一歩として、ずっと後回しにしていた趣味に再挑戦し、自分の時間を充実させることから始めたのです。
すると不思議なことに、彼と会うときの会話も以前より弾み、重たい期待をぶつけることが減りました。「彼と一緒になれば幸せ」ではなく、「彼と一緒ならもっと幸せになれる」という感覚に変わったのです。
もちろん、恋愛に絶対の正解はありません。それでも、「相手に全てを委ねる幸せ」より「自分で土台をつくったうえで共有する幸せ」のほうが、後悔のない道につながると感じています。
もし今、あなたが「あの人さえいれば」と思い詰めているなら、一歩引いて自分の土台を見つめ直してみてください。そのうえで改めて彼との未来を想像したとき、胸に湧き上がる感覚こそが、本当にあなたを導いてくれる“答え”になるはずです。