「彼を好きな気持ちが止められない」…それは愛?執着?
※今回は、実際にご相談いただいた方のお話をもとに、許可を得て内容を再構成しております。
「同じように悩んでいる方の助けになれば」と願うご本人の気持ちを込めて、綴らせていただきます。
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どうしても彼のことが頭から離れない――
私は、そんな苦しい毎日を送っていました。
彼とは何度も喧嘩をして、もう終わりだと思ったこともありました。
それでも、少し時間が経つと、また彼のことを考えてしまう。
友達に「もうやめたほうがいいよ」と言われても、
「でも好きだから」と、心の中で必死に言い訳をしていました。
「彼のことをこんなに好きな私は、健気で一途なんだ」
ずっとそう思っていたんです。
でもある日、ふと不安になりました。
――これは本当に“愛”なんだろうか?
それともただ、“彼に執着しているだけ”なのだろうか?
どうしてもその答えが欲しくて、私は青龍先生に相談しました。
先生は優しくこう言ってくれました。
「愛は、相手の幸せを願うもの。執着は、自分の不安を埋めようとするもの」だと。
その言葉を聞いて、私はドキッとしました。
私は彼を心から愛していたつもりだったけれど、
本当は「彼を失うのが怖い」「ひとりになるのが怖い」
そんな自分の不安に縛られていたのかもしれない、と思ったんです。
愛しているなら、彼の幸せを願えるはず。
でも私は、「彼が私だけを見てくれること」「彼が私を一番に選んでくれること」
そればかりを求めていました。
彼が笑顔でいても、私といなければ意味がないと思っていた。
それが愛だと信じ込んでいました。
本当の愛は、もっと自由で、もっとあたたかいものなんですよね。
一緒にいられなくても、その人の幸せを願える心。
でも、執着は「自分の安心」のために相手を手放せない心。
私は、彼を縛りたいわけじゃない。
本当は、彼にも、そして私自身にも、自由でいてほしかったんです。
まだ完全に気持ちを整理できたわけじゃないけれど、
この恋を通して、私は自分自身と向き合う大切さを学びました。
「彼が好き」という気持ちは、たしかに本物です。
でもその先に、
“どんな愛を育てたいのか”
“どんな自分でいたいのか”
そこを大切にしていきたいと、今は思っています。