同じ人を支援しているのに、職員同士で話がかみ合わない

同じ人を支援しているのに、職員同士で話がかみ合わない

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こんにちは、Nacotsuです。

「この方は、自分から希望を言える方ですよ」

「でも、私が関わるときは、何を聞いても『何でもいい』なんです」

同じ人の話をしているはずなのに、見えている姿が違う。

高齢者支援でも、障害福祉でも、相談支援でも。職員同士で、こんなすれ違いが起きることがあります。


どちらかが間違っている、と決める前に

自分が日々見ている姿には、実感があります。

だから、違うことを言われると、つい思うんですよね。

「ちゃんと見ているのかな」
「現場のことが分かっていないんじゃないか」

でも、少し立ち止まってみると、私たちは同じ条件で、その方に会っているわけではありません。

朝と夕方。
慣れた場所と、初めての場所。
一対一の時間と、人の多い場面。

関係の積み重ねも、尋ね方も違います。

それぞれが見ている姿が、両方とも、その方の姿であることもあります。


「どういう場面で?」が、会話の入口になる

例えば、「自分で選べる」「選べない」という意見が分かれたとき。

結論を言い合う前に、場面を確かめてみます。

何を選ぶ場面だったのか。
選択肢はいくつあったのか。
言葉で尋ねたのか、実物を見せたのか。
返事を待つ時間は、どのくらいあったのか。

「飲み物を二つ見せたら、自分で指さしていました」

ここまで分かると、次の人も試せます。

「選べる方です」という評価が、「こんな条件だと選びやすい」という支援の手がかりに変わります。


それでも、納得できないことはある

場面の違いを確かめても、違和感が残ることはあります。

大切にしている価値観が違う。
本人の言葉の受け止め方が違う。
自分の意見だけ、軽く扱われている気がする。

そうなると、ケースの話に加えて、職員同士の関係も絡んできます。

私自身、伝えたいことがあるほど、言葉が硬くなってしまったことがあります。

あとで考えると、意見を伝える前から、心の中で相手と対決していたんですよね。

そんなときは、職場の外で一度、話をほどいてみるのも一つの方法です。

電話では、どんな場面で、何を言われ、何が引っかかったのかを聴きながら整理します。

相手をどう言い負かすかではなく、本人のために何を共有したいのか。次に、どんな言葉なら伝えられそうか。

「ちょっと、職場で話がかみ合わなくて」

そこから、一緒に考えていきましょう。

Nacotsu
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