「あと少し」が伝わらない。時間を見える形にする小さな工夫

「あと少し」が伝わらない。時間を見える形にする小さな工夫

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こんにちは、Nacotsuです。

「あと少しで終わりだよ」

そう伝えたのに、終わる時間になったら大騒ぎ。

「さっき言ったでしょう」と言いたくなる。でも、子どもにしてみれば、「その“少し”が、分からなかったんだけど」ということもあるのかもしれません。

今日は、時間の伝え方のお話です。


「少し」の長さは、人によって違う


大人同士でも、「ちょっと待って」の長さは違います。

すぐ戻ってくると思ったら、なかなか来ない。そろそろ終わると思ったら、まだ続く。

あの、待ちどころのない感じ。

子どもにとっても、終わりがつかめない時間は、落ち着かないものかもしれません。

言葉を繰り返すことに加えて、終わりまでの手がかりを見える形にしてみます。


時計とタイマーは、少し役割が違う


時計は、「今、何時か」を知る手がかりになります。

タイマーは、「終わりまで、どのくらいか」を知る手がかりになります。

例えば、時計と、残り時間が見えるタイマーを並べて、

「3時になったら、おしまい」
「赤いところがなくなったら、おしまい」

と伝える。

本人が分かりやすい方を使ってもよいですし、二つを結びつけて見せてもよいと思います。

駅の案内にも、時刻、行き先、色、矢印など、いくつもの手がかりがありますよね。

暮らしの中でも、その人が分かりやすい案内を足していくイメージです。


終わりのあとも、見えるように


ただ、終わる時間が分かっても、遊びを終えたくない気持ちは残ります。

そこで、次の予定や、遊びの続きも一緒に考えます。

「鳴ったら、車はここに置いておこう」
「手を洗ったら、おやつだよ」
「続きは夕飯のあとにしよう」

終わりを告げるだけでなく、そのあとに何があるかも伝える。

完成前の作品を写真に残す、途中のまま置ける場所を作る。そんな工夫が合うこともあります。

タイマーは、鳴れば必ず切り替えられる道具というわけではありません。音が苦手だったり、鳴ること自体が気になったりする場合もあります。

本人の反応を見ながら、使い方を調整していきたいですね。


ご家庭の「切り替えにくい場面」から


動画、お風呂、宿題、外出前の準備。

同じ切り替えでも、困っていることはご家庭ごとに違います。

「タイマーは使っているんです。でも、うまくいかなくて」

そんなお話も、電話で聴かせてください。

何をしているときに難しいのか。どう伝えていて、本人はどう反応するのか。

その場面を一緒にたどりながら、足せそうな手がかりを探していきましょう。

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