お久しぶりです。
しばらくブログをお休みしていましたが、今日からまた再開いたします。
もしかしたら、これからも少し休み休みになるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします🕊️
さて、今日ご紹介するのは大阪にある露天神社(つゆのてんじんじゃ)、通称「お初天神」です。
この神社では、以下の五柱の神さまをお祀りしています:
大己貴大神
少彦名大神
天照皇大神
豊受姫大神
菅原道真
ビルの谷間に静かに佇む露天神社は、創建から1300年以上という歴史を持つ由緒ある神社。
ご利益は縁結び・安産・美人祈願・学業成就・商売繁盛・金運・皮膚病治癒と多岐にわたります。
この神社を有名にしているのが、境内の「天神の森」で起きた実際の出来事をもとに描かれた、**近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」**です。
主人公であるお初と徳兵衛の銅像が今も境内にあり、「永遠の愛を願う」多くの人々が訪れる、恋愛成就のパワースポットとして親しまれています。
恋人同士が心中してしまう物語は他にもありますが、「曽根崎心中」もその一つです。
「此の世のなごり、夜もなごり。死に行く身をたとふれば──」で始まる有名な道行の最後は、
「未来成仏うたがひなき恋の手本となりにけり」と結ばれます。
2人は命をかけて恋を全うした存在として、美しく描かれています。
ですが私は、命を絶つことが“恋の手本”として美化されることには違和感を覚えます。
この作品が流行したことで、「来世で結ばれる」という願いから、心中事件が多発したという背景もあります。
江戸幕府も享保8年(1723年)に、上演・脚本の発行を禁止し、心中の生存者には重い罰を科す法を定めました。
私は、「現世で困難に立ち向かい、強く生きた人が、来世で本当に愛する人とまた巡り会える」──そんな考え方を信じています。
だからこそ、もしもお初と徳兵衛が別の選択をして生き抜いていたなら…
来世では、もっと穏やかで幸せな愛を育めたのではないか──そんな想いが胸をよぎります。
💌読んでくださった皆さまへ
心のどこかに、少しでも「誰かを愛すること」の大切さや、「生きることの意味」が残れば嬉しいです。
ありがとうございました🌿