「高齢者向けのNISAができるらしいよ!」
こんなニュースを見て、「私はまだ若いから今のNISAで十分だわ」「ふーん」「あれ?今のNISAと何が違うの?」という感じに疑問に思った方も多いかもしれません。
この記事では、現在のNISA制度と、今後登場予定の“高齢者専用NISA(通称:プラチナNISA)”について、わかりやすく解説していきます。
将来の資金計画や相続、そして安心して使える制度を探している方にとって、きっと役立つ内容です。
「プラチナNISA」ってどんな制度?
結論からいうと、まだ制度化されていません!
現在(2025年4月)は、2026年度の税制改正で導入を検討中なんです。
どんな制度になる予定?
金融庁が提案している「プラチナNISA」は、こんな特徴があるといわれています。
• 高齢者限定のNISA枠
• 毎月分配型の投資信託が使えるようになる
• 生活費の補填や年金代わりとしての活用が想定
つまり、「老後資金の取り崩しも投資でカバーできるようにしよう」という発想ですね。
まだ「高齢者」の定義(65歳以上なのか、70歳以上なのか)や、投資枠の大きさ、対象商品など、詳細は決まっていません。
今すぐ使えるのは「新NISA」
2024年から始まった新NISAは、年齢に関係なく誰でも使える制度です。高齢者の方でも、すでに利用できます。
新NISAの基本ルール(カンタン解説)
ポイントは「無期限&再利用できる」こと!
たとえば、70歳の方が「100万円で投資信託を購入して、5年後に売却して利益が出た」とします。
その100万円分の枠は、翌年にまた使えるんです!
高齢者もNISAを使ってる?
金融庁の調査(2023年6月)によると…
• NISA口座数:約1,941万口座
• うち60歳以上の割合:約34%(=約670万口座)
• さらに、投資額ベースでは60歳以上が全体の50%以上を占めているんです。
つまり、「NISAは若い人だけの制度じゃない」ってことですね。
実際の活用例
例①:退職後の資産を守るために使う
埼玉県の68歳・男性
→ 退職金の一部を新NISAで投資。年間240万円分を安定的なインデックスファンドに運用中。「預金だけじゃ不安だったけど、非課税で増やせるのがありがたい」とのこと。
例②:生活費+相続対策として
千葉県の73歳・女性
→ 年金だけでは不安だったため、毎月1万円をつみたてNISA枠で運用中。将来は資産を娘に残すことも視野に入れている。
高齢者がNISAを使うときの注意点
① 投資の目的をはっきりさせる
「資産を守りたい」「子どもに少しでも残したい」「生活費を補いたい」など、目的に合った投資スタイルを選ぶことが大切です。
② リスクを取りすぎない
元本保証ではないので、安定型の商品(債券型投信・バランス型ファンドなど)から始めるのが安心です。
③ 無理せず、余裕資金で
生活費に手を出さないよう、あくまで“余ったお金”で運用を。特に年金生活の方は、収支の見直しが大切。
④ 相続対策も視野に
NISA口座の資産は、相続時に手続きが必要です。名義人が亡くなると、「非課税枠」は消滅し、相続後の運用益は課税対象になります。
→ 相続税の対象にもなりますので、事前に家族と話し合っておくのがおすすめです。
今後の展望:プラチナNISAに期待すること
もしプラチナNISAが実現すれば、こんなメリットが出てくるかもしれません。
• 毎月分配型の商品が非課税で使えるようになり、生活費の補填に使える
• 高齢者でも「少額から投資を始めやすくなる」
• 金融リテラシーが低くても、使いやすい仕組みになる可能性
ただし、繰り返しますが…まだ制度化されていません!
2026年の税制改正で正式に決まるかどうか、今後の報道に注目しましょう。
まとめ
• 今すぐ使えるのは「新NISA」!高齢者ももちろん利用OK!
• プラチナNISAはまだ提案段階。2026年以降に始まるかも?
• NISAを活用するなら、“目的を明確に”“無理なく”“家族とも共有”がポイント!
最後に一言
老後の資金づくりって、難しいし不安も多いですよね。でも、制度をうまく使えば、お金の不安はずいぶん軽くできます。
「まずは月1万円から」でも大丈夫。
大切なのは、“知ってる人だけが得をする制度”を、あなたが“ちゃんと使える人”になることです。
これからもお金に関する情報を発信していきますので、これからもよろしくお願いいたします🙇