大学入試小論文解答例14

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みなさんこんにちはnobu974です。小論文は「ものごとを論理的に説明する」ことが求められますが、自分の中では論理的と思っていても、読み手からはその関係性が飛躍していると思われることもあります。それぞれの文と文の関係がきちんと隣り合っているかどうかを考えることが大切です。


題「集合知のシェアについて」(社会系・人文系)

解答案その1
 課題文では「集合知のシェア」を否定的に捉えているが、私は肯定・否定の両面から論じる。
 一般的に出版されている書籍からでは得られない情報を得られるのは肯定的と言える。インターネットには海外の大学の論文を含む膨大な情報が世界中から集まる。従って「集合知のシェア」を用いてリポートを書くことは、世界中の最新情報を使えるので研究の発展に良い影響を与えると考える。課題文の「コピペ」はこの見地から考えると本来の集合知のシェアのされ方ではない。
 ネット上の情報は信憑性に欠けるという点は否定的側面だ。例えば、災害時に拡散されたデマ情報のように情報源が不明な情報がネット上で拡散され混乱が起こりえる。ネットでは誰もが情報を匿名で発信できるため、その情報の正否を確かめなければいけない。情報社会を生き抜く為には、情報に対する判断力の向上が必要だ。
 これらの「集合知のシェア」の問題点を理解した上で、有効活用する事が大切だ。(400字)

解答案その2
 今の若者は「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代だ。生まれた時からインターネット環境があり、不明なことは手元のスマートフォンで検索すればすぐに情報を得る事ができる。
その先に「集合知」がある。世界中の人々が情報を発信し、同時に共有する。しかし、SNSに投稿される日常に関する情報と学術研究における情報は決して同等の価値ではない。その2つの間には「情報の信憑性」という谷がある。
 昔は専門的な知識は全て書籍で調べた。書籍の情報は出版社によって精査され、世に出版されているという事自体が信頼と言えた。従って、昔の学生はレポートの提出の際には図書室に籠り、課題の参考になる情報を書籍の中から探し出し、その内容を理解した上でその一部をレポートに転記という形で「コピペ」を行っていた。
「集合知のシェア」は書籍かネットかという形の違いはあれど、昔からある考え方だ。そこで求められる事は、情報を鵜呑みにせずその価値や正しさを判断できる知性である。(398字)

今回の解答案はその1は生徒の答案を添削し修正したもの、その2はそれとは別に解答案を考えたものです。


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