8月の漢字「開(ひらく)」

8月の漢字「開(ひらく)」

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占い
こんばんは、みゆです。
この度は、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
1日も早く元の生活に戻れることを願います。

さて8月の漢字についてです、それは「開」。

この漢字を見たとき、最初に思ったのは、
「開くって、そんなに簡単なことじゃないな」
ということでした。

「心を開きましょう。」
そんな言葉を聞くことがあります。

でも、本当に心を開くって、案外怖いことです。

自分の気持ちを話したら、否定されるかもしれない。
本音を見せたら、距離を置かれるかもしれない。
だから私たちは、少しずつ閉じることを覚えます。

傷つかないように。
期待しすぎないように。
ちゃんと笑って、ちゃんと頑張って、「大丈夫な人」でいられるように。
それも、生きていくためには必要なことだったのだと思います。

でも8月は、閉じていたものが、ふと開いてしまう月でもあります。
久しぶりに帰った場所で昔を思い出したり。
懐かしい人から連絡がきたり。
家族と過ごす時間の中で、忘れていた感情が顔を出したり。
「もう終わった」と思っていたことなのに、
終わっていなかったことに気づく。

私は、そういう経験が何度もあります。

もう気にならないと思っていた人の名前を聞いただけで、胸が少しざわつく。
とっくに乗り越えたと思っていた出来事なのに、あの頃の自分が戻ってくる。
そんな自分に、
「まだ引きずっているんだ」
と、がっかりしたこともありました。

でも最近は、それも悪くないのかなと思うようになりました。
開いてしまったものには、理由があります。
蓋をしていた気持ちは、
「まだここにいるよ」
と教えにきているだけなのかもしれません。
だから、無理に閉じなくていい。
でも、無理に全部開ききらなくてもいい。

少しだけ気づいて、
「そうだったんだね」
と、自分に声をかけるくらいで十分です。

人は、一度開いたら、もう元には戻れないことがあります。
でもそれは、壊れたのではなく、
少しだけ正直になれた、ということ。

8月は、何か新しいことを始める月というより、
自分の中で閉じていた扉が、
静かに開く月なのかもしれません。

その扉の向こうにあるものが、
嬉しい気持ちなのか、
寂しさなのか、
まだわからなくても大丈夫。
急いで答えを出さなくていい。

開いたからこそ見える景色も、きっとあります。
8月は、自分の心の動きを、少しだけ丁寧に眺めてみる。
そんな時間を持てたら、それだけで十分です。

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