【体験記】あるご相談者様との時間──心の奥に触れた瞬間

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占い
ご相談を受けていると、ときどき「これは一生忘れないだろうな」と思うような時間があります。
今回は、その中でも特に印象的だったセッションについて少しだけ綴ってみようと思います。

初めてのご依頼者様で、どんなテーマをお持ちなのか、最初は少し緊張しながらやりとりが始まりました。
まずはケルト十字スプレッドで全体の状況を読み解き、次に、私がよく使う「表と裏の2枚引き」で、表層と深層の意識を並べて見ていきました。

すると、ある瞬間、カードの示す流れとは別に、ふと胸に引っかかる感覚が生まれたのです。
「もしかすると、これは“お父さんとの関係”が鍵になっているのでは?」
そう思い、慎重におたずねしてみました。
その後、ご相談者様からのメッセージには、少しの驚きとともに、深い感情がにじんでいました。
「……それが原因で、今も忘れられない人と別れたんです」
カードに出ていた暗示と、その言葉が静かに重なっていくのを感じました。
その瞬間、私はタロットを超えて、その方の“止まったままだった時間”にそっと触れたような気がしました。
セッションの終盤には、Yes/Noを判断するためのシンプルな占法も用いながら、今抱えている選択についての整理も行いました。
やりとりが終わる頃、ご相談者様の言葉には、少し柔らかさが戻っているように感じました。
「占ってもらった」というよりも、「自分の中の感情を少し整理できた」――
そんな時間だったのかもしれません。
私の占いは、未来を当てるだけのものではありません。
むしろ、カードを通じて「今ここにある気持ち」と向き合い、
その人自身がまだ言葉にしていなかった本音や違和感に、そっと寄り添うことを大切にしています。
時に、こうした直感が、ご相談者様の心の核心につながることがあります。
そしてそのたびに、私自身もまた「人と心に向き合う」ということの奥深さを教えられています。
こうしたセッションを通して、ご縁ある方の力になれたら幸いです。
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