1億総カメラマン時代といわれる昨今、商品写真を撮りたいが、どういうカメラが良いかという相談を受けることがあります。
用途がECサイトやSNS広告などWEBなら自社撮影OKですが、印刷とモデル写真はプロに頼む方が良いです。
印刷をプロに頼む方が良い理由は解像度と解像密度です。
標準的なモニター:解像度約207万ピクセル/密度72dpi
標準的カラー印刷:A4サイズ約1200万ピクセル/密度350dpi
一眼カメラ:2000万px〜/240〜300dpi
コンデジ:1000万px〜/72〜240dpi
スマートフォン:1200万px〜/72dpi
dpiはdot per inchで1インチ当たりのドット数を示します。
ドットとピクセル、画素は同義で1ドット(dot)=1日ピクセル(px)=1画素です。
WEBやSNSはスマホで十分ですが、印刷は解像密度が大きく不足していて補正にも限界があります。
次にモデル撮影。
人物撮影はモデルと商品、構図、照明に同時に目を配る必要がある難易度が高い撮影です。
またそれなりに大きい照明機材が必要で、購入額とプロへの委託費は同額か、プロに依頼する方が安く済みます。
WEB用写真は前述の通り、コンパクトデジタルカメラやスマホでも撮影可能で、むしろ照明がポイントです。
[照明機材の種類]
商品撮影用照明機材は大きく4種類に分けられます。
1)モノブロックストロボ
瞬間光/人物・多量撮影など/難易度高
導入目安:15〜50万円
2)スピードライト(クリップオンストロボ)
瞬間光/人物・少量撮影など/難易度中
導入目安:5万円〜15万円
3)LED撮影照明
定常光/中サイズ・小サイズ商品撮影など/難易度低
導入目安:2万円〜
4)撮影BOX
定常光/小サイズ商品撮影/難易度低
導入目安:1万円〜2万円
照明はトップライト、すなわち上方をメインに必要に応じて横から補助光を照射します。
屋外では太陽光、屋内では天井の灯りで生活していて、上からの光に慣れているという理由です。
<プロカメラマン>
一口にプロといってもジャンルの異なる撮影ができるとは限りません。
・商業写真(専用スタジオ、家族写真、ウエディング、スクール、七五三など)
・広告写真
・報道
・その他専門(舞台・建築・風景など)
分野が異なる撮影は料理に例えると、和食料理人に中華料理やフランス料理を依頼するようなのもです。
専門か否か、得意か否かで差が出ます。
まとめ
[広告メディア別撮影機材]
・印刷カタログ・1ページ全面:一眼カメラ・高級コンパクトデジタルカメラ(240dpi以上)
・印刷カタログ・商品ページ:一眼カメラ・コンデジ
・WEBサイト・ECモール・SNS:一眼カメラ・コンデジ・スマートフォン
[商品別照明機材例]
1)衣服(モデル着用):ストロボ
2)衣服(モデルなし):ストロボ・LED撮影照明
3)料理:ストロボ・LED撮影照明
4)食品・食器:ストロボ・LED撮影照明・撮影BOX
5)雑貨・化粧品:ストロボ・LED撮影照明・撮影BOX
6)ジュエリー・アクセサリー:ストロボ・LED撮影照明・撮影BOX