僕は勤めていた日本の会社から派遣されて米国企業に勤めたわけではなく、会社を辞めてからアメリカに行きました。
実はもともと、有償のインターンシップを紹介してくれる業者に登録していて、日本から1社、電話面接を受けたのですが、そこが決まらなかったため、エージェントの人から「学生ビザでアメリカに渡り、英語を勉強しながら直接面接した方が良いのではないか」と言われました。
その時ちょうど勤めていた会社でリストラがあり、希望すれば会社に残ることも出来たのですが、「一生に一回ぐらい留学してみたいなぁ」と若気の至りで、会社を辞めてアメリカに行く事を決めてしまいました。😅
しかし、アメリカに渡った後にインターンシップを紹介してくれる会社が倒産してしまい、自分自身で働く場所を探さなくてはいけなくなりました。😭
なかなか仕事が見つからず途方にくれている所に、語学学校のクラスメートから、「私の知り合いにソフトウェア会社を経営している人がいるから、面接を受けてみる?」と尋ねられました。
僕は藁をも掴む思いで面接を受けたところ、社長から「うちの会社ではインターンシップをさせてあげる事はできないけど、正式に社員なるんだったら雇ってあげてもいいよ」と言われました。
本当は1、2年アメリカで働いて、日本に帰るつもりだったのですが、その時点ではまだ英語も上達しておらず、「このままでは日本に帰れない」と思い、結局、アメリカで5年間働くことになってしまいました。
僕が語学学校のクラスメートに、「仕事が決まったので、語学学校は辞めなければならない」と話したところ、一緒のクラスで勉強していたブラジル人の女の子が「Taka! Conglatulations!」と、ハグをしようと両手を広げて近づいて来ました。
僕はその瞬間「うわっ、マジか?」と思ったのですが、「ここで恥ずかしがったら、逆におかしい」と思い、そのまま彼女のハグを受け止めました。😆
その後、「南米の女の子達は、あいさつ代わりにハグをするのはあたりまえ」だという事が分かり、緊張せずに彼女達のハグを受け止められる様になりました。🥰
日本に戻ってから専門学校の講師をしたのですが、その学校では卒業制作という課題があって、2年生は卒業が近づくといつも夜遅くまで電子回路の実験やプログラミングをしていました。
その内の一人が、僕の専門分野と近い内容の課題を取り組んでいたのでしょっちゅうアドバイスをしてあげたところ、「先生のおかげで卒業制作が完成しました」と言ってくれました。
僕は彼に少し情が移ってしまい、彼が卒業する時に「おめでとう!」と僕の方からハグをしてしまいました。
僕はその時、「自分もすっかり、アメリカナイズしてしまったなぁ~」と思いました。😋