「探偵って怪しくない?」
「依頼するとトラブルになりそう…」
不本意ですが、このような不安を抱いている方は少なくありません。実際に、料金トラブルや違法な調査を行う悪質な業者が存在するのも事実です。
しかし、中には私のように法律に基づいて届出を行い、誠実に依頼者をサポートしている探偵も多くあります。
大切なのは、怪しい業者を正しく見極め、安全に依頼できる探偵を選ぶこと。本記事では、探偵が「怪しい」と言われる理由や悪質業者の特徴、信頼できる探偵を見分けるポイントについて詳しく解説します。
探偵が「怪しい」と言われる理由
探偵に依頼したい気持ちはあるものの、「なんとなく怪しい」と感じて一歩踏み出せない人は少なくありません。
その背景には、実際に一部の悪質な業者によるトラブル事例や、映画やドラマの影響で生まれたイメージが関係しています。ここでは、探偵が「怪しい」と言われる主な理由を整理してみましょう。
●料金体系が不透明で高額請求されるケース
探偵業界でよく耳にするのが「最初に聞いていた金額よりもはるかに高い費用を請求された」というトラブルです。
調査にかかる費用は時間や人員によって変動するため、見積もりが曖昧なまま契約すると後で高額な追加費用を請求される危険があります。こうした料金トラブルが「探偵は怪しい」という印象を強めています。
●違法調査を持ちかけてくる業者がいる
探偵業法では、盗聴やなりすましといった違法行為は禁止されています。
しかし、依頼者の弱みにつけ込んで「不正アクセスで調べます」などと違法調査を提案する悪質な業者も存在します。このような行為は依頼者自身が罪に問われる可能性もあるため、大きなリスクです。
●ネットの口コミや広告が誇張されている
「必ず成功します」「浮気の証拠100%取れます」など、過剰な宣伝をしている探偵社を見かけることがあります。
依頼者の不安につけ込む誇張広告は信頼性に欠け、結果として「やっぱり探偵は怪しい」と思わせてしまう原因となるのです。
怪しい探偵の見分け方
探偵に依頼する前に、安心できるかどうかを見極めることが大切です。なかには法令を無視したり、不透明な契約で依頼者を不安にさせる業者も存在します。ここでは、特に注意すべき「怪しい探偵」の特徴を紹介します。
●標識を掲示していない
2024年4月の法改正により、従来の「探偵業届出証明書」は廃止され、営業所や公式サイトに標識を掲示する義務が設けられました。
標識には「届出をした公安委員会」「受理番号」「届出年月日」「商号や名称」「営業所の所在地」などを記載しなければなりません。営業所や公式ホームページに標識が掲示されていない場合、その探偵は法令を守っていない可能性が高く、依頼は避けるべきです。
●契約内容を明示しない、書面がない
正式な契約では、依頼内容や料金体系、追加費用の有無などを「契約書」に明記する必要があります。
口頭だけで済ませようとする業者や、契約書を提示しない探偵はトラブルのもとです。書面での取り交わしがあるかどうかは必ずチェックしましょう。
●相談時の対応が強引・曖昧
初回相談の際に「今すぐ契約しないと証拠が取れなくなる」と強引に契約を迫る探偵や、質問に対して明確に答えない探偵は要注意です。
誠実な業者は依頼者の疑問に丁寧に答え、納得できるまで説明してくれます。違和感を覚えたら、その場で契約せず冷静に判断しましょう。
まとめ:不安を感じたら信頼できる探偵に相談を
「探偵は怪しい」というイメージは、一部の悪質業者によるトラブルや誤解が広まった結果にすぎません。実際には、法律に基づいて営業し、依頼者の悩みに真摯に向き合う探偵も多く存在します。
依頼を検討するときは、営業所や公式サイトに法改正後の標識が掲示されているか、料金体系が明確に説明されているか、そして相談時に安心感を持てるかを確認することが大切です。これらを満たす探偵であれば、不透明な不安やリスクを抱える必要はありません。
もし「怪しいかも」と迷ったまま一人で抱え込んでしまうと、問題は解決どころか深刻化してしまうおそれがあります。大切なのは、不安を放置せず、信頼できる探偵に一度相談してみることです。安心できるプロに相談することが、解決への確実な第一歩となるでしょう。
もちろん私に相談してくれても構いません。電話相談お待ちしています。