テレビ業界に勤めている時に体験したほんの少しだけ怖い話

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コラム
こんにちは。
こまりです。

今回は「ほんの少しだけ怖い話」をお話しします。


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【 episode1 】ナレーションブースの唸り声


マイクロフォン (1).jpeg


ナレーションブースをご存知でしょうか。

通常、アナウンサーやタレントがナレーションなどの音声をマイクに向かって話し、それを収録して、その後に編集マンが映像と合わせます。

その小部屋をナレーションブース、アナウンサーブース、アナブースなどと呼びます。

音は防音壁に吸い込まれるため、長時間いるとなかなか不思議な気分になってしまうお部屋なので、収録前ぎりぎりになってもあまりブースに入りたがらないアナウンサーもいます。

ちなみに私はここで夜にWEB会議をして、なんだかとても息が詰まりました。
閉塞的なんですよね。



その日は、アナウンサーの声の調整するミキサーという役割をしていました。

この日の読み手はベテラン女性アナウンサーのAさん(もちろん仮)。

ナレーションブースで10分ほどのVTRを再生しながらナレーションを収録し、何度か撮り直しをはさみつつ、ディレクターからのOKが出て解散。

Aさんが神がかり的にお上手で予定より早く終わったこと以外は、いつも通り始まり、いつも通り終わったお仕事でした。

それから15分ほどしてから、編集マンの男性が乗り込んできました。

曰く、「アナウンサーの後ろでおじさんが唸っている」とのこと。

そんなはずはありません。

防音設備が整いすぎていて、社内アナウンスさえ聞こえない部屋です。
(防災上聞こえるようにもできますのでご安心を)

機会の故障音でものっていたのかなと音声を確認すると…
唸っておりました。男性が

それがまた、これが時々喋っているようなのです。

あのブースに男性が隠れていた??
いやいや、私たちがいる場所を通らないと外には出られないし、確認しても誰もいません。

男性の唸り声は大きくなったり小さくなったり。

たまに「うん」「そうか」「だから」

……ナレーションに相槌を打っている??

後から聞くと、ナレーションブースではたまにあることなのだとか。



なるほど。
アナウンサーがギリギリまでブースに入りたくないわけですね…

もちろん男性の唸り声は秘密にしてもう一度ナレーションを撮り直していただきました。

そんなほんの少しだけ怖いお話。


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