「自分の強みを見つけよう」
「得意なことを仕事にしよう」
仕事や副業について調べていると、よく見かける言葉です。
私も、自分の得意なことや強みについて何度も考えてきました。
でも、ある程度「私はこういうことが得意なのかも」と分かったところで、
じゃあ、何を仕事にしたい?
と聞かれると、全然思いつきませんでした。
得意なことが分かれば、自然とやりたい仕事も見つかる。
私はどこかでそう思っていたのかもしれません。
でも、私の場合は違いました。
私が分かっていたのは「やりたいこと」より「やりたくないこと」
むしろ私がはっきり答えられたのは、
どう働きたくないか。
でした。
・就職する働き方はしたくない。
・クライアントワークばかりになるのも嫌。
・仕事が増えれば増えるほど、自分の作業時間も増えていく働き方も避けたい。
・私は子育てをしながら一人で働いているので、
仕事が増えることと、自分の自由な時間がなくなることが、そのままセットになる働き方はできるだけ選びたくありません。
もちろん、仕事なので全部を理想通りにはできません。
でも、
「何を仕事にするか」だけではなく、「その仕事をどんな形で続けるのか」も、私にとってはかなり重要でした。
「何ができる?」から考えると、選択肢が多すぎた
得意なことや経験だけを基準にすると、いろいろな仕事が候補になります。
文章を書く。
デザインをする。
人の相談に乗る。
情報を整理する。
調べる。
AIを使う。
どれも仕事にできる可能性はあります。
でも、可能性があることと、
自分がその働き方を続けたいかは別でした。
そこで私は、順番を変えて考えるようになりました。
「私には何ができる?」
だけではなく、
「私は、どんな働き方なら続けたい?」
から考える。
すると、少しずつ候補を減らせるようになりました。
強みだけじゃなく「条件」から仕事を探してもいい
例えば、
・在宅でできる。
・時間の自由がある。
・毎回たくさん人とやり取りしなくてもいい。
・仕事が増えても、自分の作業量が同じ割合で増え続けない。
・自分の生活を仕事に全部持っていかれない。
こういう条件を先に出して、
その中で自分の経験や得意なことを使えないか考える。
私の場合は、その方が「何をするか」を考えやすくなりました。
そして、もう一つ見るようになったのが、
実際にその仕事を必要としている人がいるのか。
どれだけ自分に合っていても、仕事として成立するかはまた別の話だからです。
だから今は、
自分の経験・得意なこと
× 自分が望む働き方
× 実際の市場
この3つを一緒に見るようにしています。
だから、私が作ったサービスでも「強み」だけでは決めません
今、私はココナラで、
自分に何が売れるのか分からない人に向けて、商品候補を一緒に探すサービスを出しています。
最初は「経験や得意なことを整理して、市場を調べる」という考えから作りました。
でも、自分自身のことを振り返っていて気づきました。
得意だからといって、その仕事をしたいとは限らない。
だから、
何ができるのかだけではなく、
どんな働き方をしたいのか。
逆に、何は絶対にやりたくないのか。
使える時間はどのくらいなのか。
そういった条件も聞いたうえで、
実際の市場や競合を調べて、試せそうな商品候補を考える形にしています。
「あなたはこれが得意だから、この仕事をしましょう」
ではなく、
「あなたが無理なく続けたい働き方の中で、何なら仕事として成立する可能性があるだろう?」
を探す。
私自身が欲しかったのも、たぶんこっちでした。
何がしたいか分からないなら、
無理に「やりたいこと」を見つけなくてもいい。
まず、
「私は、どう働きたい?」
「逆に、どう働きたくない?」
から考えてみる。
私の場合は、そこからの方が、自分の進みたい方向が見えてきました。