こんにちは、ほんわかです。
ある日、親御さんからこんなふうに言われました。
「先生は待ってくれるから好きなんだって、子どもが言ってましたよ」
その言葉を聞いた瞬間、胸がじんわりあたたかくなりました。
そして同時に——息子から教えてもらった“待つ子育て”がふっとよみがえってきたんです。
息子が教えてくれた“待つ子育て”
私が“待つことの大切さ”に気づけたのは、まさに息子との日々でした。
息子はゆっくり、自分のペースで確かめながら進む子。
最初の頃は「どうしてこんなに時間がかかるんだろう」と戸惑うこともありました。
でも寄り添い続けるうちに気づいたんです。
ゆっくり進む姿って、実はとってもまっすぐで、力強いんだって。
考えて、確かめて、納得して——
自分の世界を丁寧に進む息子の姿に、私のほうが育ててもらいました。
「子どものペースで進むってこういうことなんだ」
そう気づけたのは、息子との時間があったからです。
保育でも大切にしている“待つ姿勢”
息子が教えてくれたこの感覚は、今の保育そのものにつながっています。
どの子も、
“自分のスピードで安心して進める時間”
があるだけで、表情も行動もガラッと変わります。
私はその時間を守ることを、いちばん大切にしています。
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子どもが「ゆっくり」なのにはちゃんと理由がある
子どもがゆっくりなのは、決して
「だらだらしている」
「わざと時間をかけている」
からではありません。
実はね、
理解するのにちょっと時間がほしい
気持ちの切り替えにエネルギーが必要
自分で納得してからでないと動けない
こんな背景がよくあります。
だからこそ、“待ってもらえる”経験は、その子の心のエネルギーを満たしてくれるんです。
「待ってたら終わらない?」という心配について
よくある不安がこれ。
「待っていたら、ずっと終わらないんじゃ…?」
気持ち、とってもわかります。
でも実は、
焦らされるよりも“安心できる環境”のほうが早く動けることのほうが多いんです。
不安がふくらむと行動はゆっくりになるけれど、
安心が満たされると自然と動き出せる。
子どもって本当に素直です。
心が育つ本当のスピードは「ゆっくり」
ゆっくりに見える“待つ時間”こそ、
子どもの心がいちばん育つスピード。
これは、子育てでも保育でも、私がずっと感じてきたことです。
親御さんへ
急がせてしまう日があっても、まったく大丈夫です。
そんな日があるのが子育てだし、そこからまた優しくやり直せばいいだけ。
あなたが向けている“待つ気持ち”は、ちゃんとお子さんに届いていますよ。
ひとりで悩まず、ご相談ください
「どうしたらいいのかな?」
その迷いは、あなたにとって大切なサインです。
ひとりで抱え込まなくて大丈夫。
保育士として、母として、祖母としての経験もふまえながら、一緒に考えさせていただきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうござました。