こんにちは、翔です。
商品を販売し、お客様から代金をいただく。
商売である以上、売上をつくることは大切です。
どれほど良い商品やサービスを提供していても、利益がなければ事業を継続することはできません。
ただ、私は以前から、一つ大切にしたいと考えていることがあります。
それは、「商品が売れた瞬間を、お客様との関係の終着点にしたくない」ということです。
購入していただいたら、それで終わり。
代金を受け取ったら、あとは関係ない。
そんな商売ではなく、商品やサービスを通じて人とのつながりを築き、長く信頼していただける商売人でありたい。
今日は、接客・販売の現場で11年間働いてきた私が考える「商売のあり方」について、お話ししたいと思います。
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売上は数字。でも、その向こう側には必ず人がいる
私はこれまで、接客・販売の仕事に11年間携わり、延べ1万人以上のお客様と接してきました。
提携クレジットカードの新規入会をご案内する業務では、2か月で31件の獲得実績を残し、個人別第2位として支店長表彰をいただいた経験もあります。
こうした実績は、私にとって大切な財産です。
決して、売上や数字を軽視しているわけではありません。
むしろ、仕事として成果を出すことの重要性は理解しているつもりです。
しかし、数字には表れない価値もあると考えています。
例えば、同じ商品を購入するお客様でも、購入に至るまでの事情はさまざまです。
以前から欲しかったものを購入する方。
初めての商品で、失敗しないか不安を感じている方。
複数の商品を比較しながら、どれが自分に合っているのか悩んでいる方。
販売する側から見れば、同じ1件の売上かもしれません。
しかし、お客様にとっては、それぞれ異なる背景や思いがあります。
だからこそ私は、商品を売ることだけでなく、「その方が何を求めているのか」を理解する姿勢を大切にしたいと思っています。
「売れる商品」と「その人に必要な商品」は、同じとは限らない
ここで、一つ考えてみたいことがあります。
例えば、お客様が予算1万円で商品を探しているとします。
販売する側としては、より高額な商品を購入していただければ、売上は大きくなります。
しかし、そのお客様の用途を詳しく伺ってみると、5,000円の商品でも十分に目的を果たせることが分かった。
そんなとき、皆さんならどうしますか?
もちろん、高額な商品にしかない機能やメリットが、お客様にとって価値になる場合もあるでしょう。
その場合は、違いを丁寧に説明することが必要です。
しかし、単に売上を増やすためだけに、必要以上に高額な商品を勧めることが、本当に良い接客なのでしょうか。
私は、そうは思いません。
大切なのは、お客様が納得して選べるようにすることです。
場合によっては、無理に購入を勧めないという判断も必要だと思っています。
もちろん、その場の売上だけを見れば、機会を逃したように感じるかもしれません。
それでも、
「この人は、きちんと自分の話を聞いてくれる」
「売りたい商品ではなく、自分に合うものを考えてくれる」
そう感じていただけることには、商売を続けるうえで大きな意味があるのではないでしょうか。
信頼は、一度の販売で完成するものではありません。
一つひとつの対応を積み重ねる中で、少しずつ育っていくものだと考えています。
「また、この人にお願いしたい」と思っていただけるか
商売を続けるうえで、新しいお客様との出会いは欠かせません。
一方で、一度ご利用いただいた方との関係も大切です。
ここで、私が考える「リピーター」についてお話ししたいと思います。
リピーターという言葉を聞くと、売上や購入回数を思い浮かべる方もいるかもしれません。
事業を運営するうえでは、そうした数字も重要です。
しかし、私はそれだけではないと思っています。
例えば、以前購入してくださった方が、しばらく経ってから再び相談してくださったとします。
そのとき、
「また、この人に相談してみよう」
と思っていただけたのであれば、それは単なる売上以上に嬉しいことではないでしょうか。
なぜなら、お客様には数多くの選択肢があるからです。
ほかのお店もある。
ほかのサービスもある。
ほかの出品者もいる。
その中で、もう一度自分を選んでいただける。
そこには、価格や利便性だけでなく、以前の対応への評価や安心感が関係している可能性もあります。
だからこそ、私は購入回数を増やすことだけを目的にするのではなく、「必要になったときに、思い出していただける存在」を目指したいと思っています。
そして、ここで大切なのは、お客様との距離感です。
信頼関係を築くことと、過度に親しくなることは同じではありません。
必要以上に連絡を取ったり、次の購入を求めたりすることが、必ずしも良い関係につながるとは限りません。
お客様が必要なときに、安心して利用できる。
そのような距離感も、商売人として大切にしたいことの一つです。
売上を追求することと、誠実であることは両立できる
私は、利益を求めることが悪いとは思っていません。
商売である以上、売上をつくり、適正な利益を確保することは必要です。
サービスを継続するためにも、事業として成り立たせなければなりません。
ただし、売上を上げるためなら、何をしてもよいわけではない。
私は、そう考えています。
例えば、お客様が必要としていないサービスを、強引に勧める。
提供できるか分からないことを、できると約束する。
購入前には丁寧に対応していたのに、購入後は対応が雑になる。
こうしたことが続けば、一時的に売上が増えたとしても、長期的な信頼を損なう可能性があります。
反対に、サービスの提供範囲を明確にする。
できないことは、できないと伝える。
購入前と購入後で、対応の姿勢を変えない。
お客様からいただいたご意見を、今後の改善に生かす。
こうした取り組みは、必ずしも短期間で売上につながるとは限りません。
それでも、長く事業を続けるための土台になると考えています。
私は接客・販売だけでなく、コールセンターでの営業やSV業務も経験してきました。
数字を追う立場も、人を指導する立場も経験してきたからこそ、成果と信頼のどちらか一方だけを選ぶ必要はないと思っています。
売上は事業を継続するために必要なもの。信頼は、その事業を選び続けていただくために育てていくもの。
私は、その両方を大切にしたいのです。
ココナラでも、変わらず大切にしたいこと
現在、私はココナラで電話相談や、テレアポ・電話対応に関するご相談などをお受けしています。
接客・販売の仕事とは、提供しているサービスの形が異なります。
しかし、根本にある考え方は変わりません。
例えば、電話相談であれば、限られた時間の中で、相手のお話を丁寧に伺うこと。
仕事のご相談であれば、これまでの経験を踏まえながら、何ができるのかを明確にすること。
そして、対応できないことについては、曖昧な約束をしないこと。
これらは、私が今後も大切にしたい姿勢です。
また、ココナラで活動する中では、ほかの出品者様からアドバイスをいただいたり、私の活動を応援していただいたりする機会もありました。
サービスを購入する人と、販売する人。
その関係だけではなく、同じ場所で活動する方々とのつながりにも、価値があると感じています。
もちろん、すべての出会いが継続的な関係になるわけではありません。
それでも、一つひとつのご縁を大切にすることが、これからの活動につながっていくのではないかと思っています。
最後に。私が目指す商売人の姿
商品を売る。
サービスを提供する。
対価としてお金をいただく。
それは、商売の基本です。
しかし、私はそこだけで終わりたくありません。
「買ってよかった」
「相談してよかった」
「また何かあったら、この人にお願いしよう」
そう思っていただけるような仕事を、これからも積み重ねていきたいと思っています。
もちろん、すべてのお客様に満足していただけるとは限りません。
ときには、ご期待に添えないこともあるでしょう。
だからこそ、いただいたご意見と向き合い、自分に足りない部分を改善し続けることも必要だと考えています。
一度の売上よりも、一人のお客様との信頼を大切にする。
ただし、売上を軽視するのではありません。
適正な対価をいただきながら、その金額に見合う価値を提供する。
そして、必要なときに再び選んでいただけるような仕事をする。
それが、私の目指す商売人の姿です。
売って終わりではなく、そこから信頼が始まる。
そんな商売を、これからも続けていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。