声をかけたのは私。思い出を残してくれたのは、相手だった。

声をかけたのは私。思い出を残してくれたのは、相手だった。

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コラム
もし、以前から憧れていた人が、突然目の前に現れたら。

皆さんなら、どうしますか?

思い切って声をかけますか?

それとも、迷っているうちに、その人を帰しますか?

実は私には、今でも忘れられない出来事があります。

以前、接客の仕事をしていた頃のことです。

普段から車好きで、とあるユーチューバーの動画で拝見していた方が、偶然お客様として来店されたんです。

まさか、こんなところでお会いするとは思ってもいませんでした。

そして私は、思い切って声をかけました。

「もしかして、〇〇さんですよね?」

すると、その方は私の声かけに応じてくださり、記念写真まで撮っていただけることになったんです。

しかも、とても素敵な写真を撮ってくださり、後にはSNSでもとりあげていただきました。

自分から声をかけなければ、生まれなかったかもしれない思い出。

今でも、ありがたい経験だったと感じています。

私は、こういうSNSを通じて知り得たお客様が来店されたとき積極的に声かけてました。

さりげない会話から名刺交換、なんなら顧客とドライブや料理に行ったこともあります

仕事中こんなことしてたら普通は怒られます

たった一言で、思いがけない展開になることがある。


あの日の出来事を振り返ると、不思議なものだと思います。

私にとっては、いつもの職場。

相手にとっては、たまたま立ち寄ったお店。

そこで交わした一言が、思いがけない交流につながりました。

もちろん、声をかけたからといって、誰もが同じように応じてくれるわけではありません。

その方が親切に対応してくださったからこそ、実現したことです。

ただ、この経験から感じたことがあります。

それは、相手との接点をつくるきっかけは、意外と身近なところにあるということです。

例えば、普段から気になっていた人。

何度も顔を合わせているけれど、挨拶くらいしかしたことがない人。

話してみたい気持ちはあるのに、なかなか自分から声をかけられない。

そんな経験はありませんか?

私自身、あの日に声をかけていなければ、相手が帰られた後で「話しかけてみればよかったな」と思っていたかもしれません。

ほんの短い一言でも、その後の展開は変わることがあるんですよね。

声をかけることと、距離を縮めることは別の話。


とはいえ、誰にでも積極的に話しかければよい、というわけではありません。

相手が忙しそうにしているとき。

一人で静かに過ごしたそうなとき。

プライベートな時間を大切にしているとき。

そんな場面では、声をかけないことが適切な場合もあるでしょう。

また、声をかけたとしても、相手の反応によっては、それ以上会話を広げない判断も必要です。

私は、コミュニケーションにおいて、この距離感が大切だと考えています。

例えば、接客でも同じです。

お客様と会話を楽しめることは、仕事の魅力の一つです。

しかし、こちらが楽しいと思っていても、相手も同じ気持ちとは限りません。

話しかけるきっかけをつくること。

相手の反応を受け止めること。

そして、会話を続けるかどうかを判断すること。

この3つは、それぞれ別のことだと思っています。

大切なのは、積極的に話しかけることだけではなく、相手が心地よく応じられる余地を残すこと。

その配慮があってこそ、自然な交流につながるのではないでしょうか。

会話のきっかけは、立派な言葉でなくてもいい。


初対面の人と話すとき、

「何を話せばいいんだろう」

「変に思われたらどうしよう」

と考えてしまう方もいると思います。

でも、最初から気の利いた言葉を用意する必要はないのかもしれません。

相手の持ち物について尋ねてみる。

共通の趣味について話してみる。

以前から知っている方であれば、そのことを伝えてみる。

もちろん、相手の状況への配慮は必要ですが、会話の入口は、案外シンプルなものです。

私の場合も、あの日のきっかけは、相手に気づいて声をかけたことでした。

そこから素敵な記念写真まで撮っていただけるとは、想像していませんでした。

こうした経験があるからこそ、私は会話を、単なる情報のやり取りだけで終わるものだとは思っていません。

相手のことを少し知れたり、思いがけない共通点を見つけたり。

ときには、何年経っても思い出せるような出来事につながることもあります。

現在、ココナラでは、会話に苦手意識がある方の練習相手もお受けしています。

「最初の一言が出てこない」

「話しかけた後、どう会話を続ければいいか分からない」

そんな場合には、実際の場面を想定しながら、声のかけ方や会話の進め方を一緒に練習することもできます。

最初から上手に話すことを目指すより、まずは自分に合った自然な話し方を見つけていく。

そのお手伝いができれば嬉しく思います。

あの日、声をかけてよかった。


今でも、あのとき撮っていただいた写真は、私にとって大切な思い出です。

思いがけない場所で出会えたこと。

声をかけた私に、親切に応じてくださったこと。

そして、その出来事を写真という形に残していただけたこと。

どれも、当たり前のことではありません。

だからこそ、あの日のご厚意には感謝しています。

声をかけたからといって、必ず良い結果が待っているわけではないでしょう。

それでも、何かのきっかけで人とつながることができたなら、そこから新しい経験が生まれるかもしれません。

出会いは偶然でも、その先の会話は、自分の一言から始まることがある。

あの日の出来事は、私にそのことを教えてくれました。

皆さんにも、勇気を出して声をかけたことが、思いがけない思い出につながった経験はありませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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