お城の中は、遠距離恋愛のようなもの。

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1軒目のお城に住んでいた頃の話です。

その日は、朝食の準備をしようと一番下の階の端にあるパンルーム(朝食用の部屋)にいたのですが、静まり返ったお城の中、どこにも妻の気配がありません。

「おーーい……」
声を張り上げて呼びかけても、返事はなし。

……ああ、そういえば。
今日は妻が一番上の階にある“エプロンランドリールーム”で、アイロンがけと掃除をしていたんでした。

私はお城の一番下の端、
妻はお城の一番上の端──

お互い、お城の対極の場所に居るのです。

お城の構造上、部屋の端から端まで20メートルほど。
ランドリールームまでの階段を含めると、片道50メートル近く。
ちょっと伝言を伝えるだけでも、往復で100メートルの移動が必要になります。

日常の中で、家の中だけで1km以上歩くというのは、お城暮らしでは“当たり前”のことです。

庭やお堀も入れると・・・。

それでも、なんとか声を張り上げて呼び続けていたら、ようやく妻が姿を現しました。
ああ、幻じゃなくてよかった(笑)

この感覚、ふと“遠距離恋愛”を思い出しました。
まだウクライナにいた頃の妻と、国をまたいで心を通わせていたあの頃。
同じ建物の中にいても、こんなに遠いと、どこか似たものを感じます。

それ以来、私たちはトランシーバーを導入しました。
そのトランシーバーは今の牧場でも活躍しています。
牧場から馬小屋や家の中でも、お互いを呼び出せるので便利です。

DALL·E 2025-04-23 04.41.13 - A realistic and atmospheric scene around a large European-style castle in the early evening. A married couple is interacting from a distance. The wife.jpg

私たち夫婦はスマートフォンも2人で1台を共有しています。

「え?スマホを見られるのが嫌ですか?」
それは、何かを隠しているということではありませんか?

相手は、自分自身の潜在意識の投影です。

自分が「コソコソ」していれば、相手も「コソコソ」する現実を創り出してしまいます。

私たち夫婦のように24時間共に過ごし、隠し事なんて一つもない、潜在意識で同調している関係になれば、スマホにロックをする必要なんてなくなりますよ。

ロシア超能力研究所の元日本代理人
オランダの古城に暮らす超能力者
Nobuyuki NONAKA
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