私は本社の課長だった40代の頃、毎週のように日曜日の夜の下痢に悩まされていました。
「サザエさん」を見ながらの家族での夕食の時間が終わると、いつもトイレに閉じこもっていました。とにかく痛い。下痢がおさまるまでの間、もがき苦しんでいました。
消化器内科にもかかりましたが明確な診断は出ず「過敏性腸症候群かも・・・」くらいの見解でした。鍋のような熱いものがよくないのかと思いましたが、食事の内容や量を変えても変わらず・・・
しかし「日曜夜の下痢」は、50歳になり希望かなって地方支社の部長職に転勤してから、一気におさまりました。
思い返せば本社の課長時代は、相当なストレスが溜まっていたと思います。
社内の各部署の異なるニーズをまとめて合意形成する役回りだったり、社外との協議で揉めたり・・・
そして、一番堪えたのは、パワハラ体質の上役からの叱責の連続でした。
週明けの仕事のことを考えないように日曜日は過ごしていましたが、それでも心の奥底にある拒否感が、身体反応として現れていたのだと思います。
もう1年あの生活を続けていたら、本当にダウンしていたかもしれません。いや、ダウンする前に何らかの診断書をもらって病気休職して、健康保険からもらえる傷病手当金で生活してもよかったのかもしれません。
(勤務先の健康保険組合の傷病手当金の上限は3年ということを、その時は知りませんでした)。そして、メンタル休職からの復職の際は、ストレス源の職場からは外してもらえます。
この経験から、自分のキャリア(休職や退職も含めて)は、会社の決定に振りまわされず、自分で決めなければと強く思うようになりました。そしてお金に係る制度を正しく知ることも大切です。
そんなことがあって、いまセカンドキャリアを自律的に考えています。
自分の身体は一つしかなく、健康寿命は有限なのですから。