彼とは数回会っていて、
その日はランチのあと、散策に出かけました。
散歩道を歩いているとき、
「手をつないでもいい?」と聞こうと思っていた。
なぜなら、彼の手が色白で
きれいな手だなと感じたのと同時に、
触ってみたいと思ったからです。
でも、結局言えませんでした。
なんだか照れてしまって、
タイミングもつかめなくて。
向かい合ってお茶をしているときや、
ランチをしているとき。
触ろうと思えば触れる距離にいるんですよね。
だけど、大人になると
その一言が意外と難しいものです。
そのまま時間は過ぎて、
帰る少し前になったとき。
私は思い切って言いました。
「手、触らせてもらってもいいですか?」
今思うと、
少し変な言い方だったかもしれません。
それにしても、
自分から「触らせて」なんて言うなんて。
少し前の私なら、
きっと言えなかったと思います。
彼は車を運転していましたが、
特に驚く様子もなく、
とても普通に手を出してくれました。
「はい」
そう言って、左手を差し出したので
私はその手を、
自分の両手でそっと挟みました。
まるでサンドイッチのように。
そのとき彼の手は少し冷たくて、
私は思わず
「冷たいですね」と言うと
すると彼は笑いながら
「あたたかいね」と。
手をつなぐことはできなかったけれど、
彼の手の温もりはしっかり感じました。
ほんの少しの時間でしたが、
とても温かくて、安心する感覚でした。
50代になって、
こんなふうに誰かの手の温もりを感じる日が来るなんて。
少し前の私は、
想像もしていませんでした。
気になる人の手に触れる。
ただそれだけのことなのに、
心がふっとやわらぐような
ほっこりする体験でした。
人生には、
手をつなぐほどじゃなくても、
心が温かくなる瞬間があるのだと思います。
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