休むことは進むことーー心と体を整える「休むこと」の価値

休むことは進むことーー心と体を整える「休むこと」の価値

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コラム
数年前、減量のために筋トレを始めたときのことです。私は一人では続ける自信がなかったため、グループプログラムに参加することにしました。同じ目標を持つ仲間と一緒に取り組む環境はとても励みになりましたし、プログラムでは個人の体力や状況に合わせて負荷を調整できたので、無理なく取り組むことができました。

しかし、3か月経っても体重が思うように減らず、不安が募る日々。そんなとき、トレーナーの方に言われた言葉が今でも心に残っています。

「十分頑張っているから、数字が変わらなくても体に変化は感じているはず。だから、もう少しだけでいいから負荷を上げてみて。」

実際、以前より体が疲れにくくなっているのを感じていた私は、その言葉に背中を押され、負荷を少しずつ増やしてみることにしました。さらに3か月後、ついに目標体重に到達!その喜びを伝えると、トレーナーの方はこう言ってくれました。

「頑張ったのは自分なんだよ。」

その瞬間、「これってカウンセリングみたいだな」と感じたのです。ただやみくもに頑張っても結果が出るとは限りません。その中で気づきを与えてくれる存在や、進むべき方向を示してくれるプロフェッショナルの存在は本当に大きいと感じました。

この経験を通して学んだことがあります。それは、休息の重要性です。筋トレでは、毎日同じ部位に負荷をかけても効果が上がらないと言われています。負荷を与えた筋肉は、休息と回復を経ることでより強くなるのです。その間、食事からしっかり栄養を摂ることも重要で、体の成長には「負荷」と「休息」と「栄養」が欠かせません。もし休むことなく負荷をかけ続けてしまうと、むしろ体は疲労してしまい、結果どころかケガの原因にもなりかねません。

これを心に置き換えてみると、積極的に負荷をかける必要はありませんが、もし困難な状況や傷つくことがあった場合は、しっかり休むことが必要だと思います。困難な状況や失敗が続いたとき、どうしても「何かしなければ」と焦ってしまうかもしれません。しかし、無理に動き続けることが解決にはつながらないこともあります。時には「何もしない」ことを選び、しっかり休息を取ることが必要です。そして、心にも「栄養」を与えること――たとえば、好きなことをしたり、大切な人と過ごしたり、自分を労わる時間を持つこと――が回復の鍵となるのではないでしょうか。

しっかり休息をとったその先には、一歩進んだ自分がいると信じています。それは筋トレと同じで、休むことは後退ではなく、成長のための必要なプロセスなのです。「何もできない」と感じる自分を責めるのではなく、「今は休むときなんだ」と自分に優しく声をかけてみてください。その休息が、きっと次の成長の土台を作ってくれるはずです。


私が提供しているカウンセリングでは、日々の疲れや悩みに対して「心の休息の場」を提供することを大切にしています。一人で抱え込まず、少し立ち止まって、自分自身を労わる時間を作ってみませんか?

「休息の必要」――それは、自分を大切にする第一歩です。
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