ドッグフードの保存、気にしていますか? ――選び方と同じくらい知ってほしい「酸化」の話
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ドッグフード選びに悩む方はとても多いですが、
実はそれと同じくらい大事なのが保存方法です。
どんなに良いフードを選んでいても、
保存状態が悪ければ、その良さは十分に発揮されません。
今回は
「酸化したフードを食べ続けることで起こり得ること」
そして
「酸化をできるだけ防ぐためにできること」
この2つを整理してお伝えします。
酸化したフードを食べ続けることで起こり得ること
まず大前提として、
酸化したフードを一度食べたから即体調を崩す、
という話ではありません。
問題になるのは、
日常的に・長期間食べ続けてしまうことです。
栄養価が落ちる
ドッグフードは、栄養バランスを考えて作られています。
しかし酸化が進むと、
・脂質が劣化する
・ビタミン類が壊れやすくなる
結果として、
「計算されていたはずの栄養バランス」が崩れていきます。
良いフードを選んでいるのに、
体調の変化を感じにくい場合、
保存状態が影響していることもあります。
消化に負担がかかる
酸化した脂質は消化しづらく、
・軟便・下痢
・便の臭いが強くなる
・お腹の調子が安定しない
といった変化につながることがあります。
特にお腹が弱い子やシニア犬では、
影響が出やすい傾向があります。
皮膚・被毛の調子が落ちる
皮膚や被毛の健康には、
良質な脂質とビタミンが欠かせません。
酸化したフードを食べ続けることで、
・毛のツヤがなくなる
・パサつく
・皮膚が乾燥しやすくなる
といった変化が出ることもあります。
食いつきが悪くなる
犬は嗅覚が非常に鋭いため、
酸化臭を人間以上に敏感に感じ取ります。
その結果、
・急に食べなくなる
・食べムラが出る
・おやつは食べるのにフードは残す
といった行動につながることがあります。
一番の問題点
酸化による影響は、
・はっきりした病名がつかない
・じわじわ調子が落ちる
という形で現れることが多く、
原因に気づきにくい点が厄介です。
じゃあ、酸化を防ぐためにどうすればいい?
ここからが実践編です。
基本は「早く食べきる」
理想は2週間〜1ヶ月以内に食べきれる量。
フードのサイズが合っていない場合は、
小さいサイズに変えるだけでも酸化リスクは下がります。
保存は「密閉」が基本
袋のチャックを閉めるだけでなく、
・密閉容器を使う
・小分けにして保存する
ことで、空気に触れる時間を減らせます。
冷蔵保存は「出し入れしない」が条件
冷蔵保存自体はNGではありませんが、
出し入れを繰り返すと結露が起き、
カビの原因になります。
冷蔵するなら、
一度入れたら基本出さないことが前提です。
ウェットフードは冷凍でOK
ウェットフードは、
・小分けにして冷凍
・使う分だけ解凍
という方法で問題ありません。
最後に
フード選びに悩む前に、
まずは今与えているフードが良い状態で食べられているか。
ここを見直すだけで、
体調や食いつきが変わるケースは少なくありません。
フードの「中身」だけでなく、
フードの「扱い方」も、
愛犬の健康の一部だと考えてみてください。