サウンドエンジニアのEle(エレ)と申します。
スムーズかつ、楽曲への的確な理解を持って
高品質なミックス・マスタリングを実現するため、
以下のガイドラインに沿ってご依頼をお願いいたします。
ご依頼に不慣れな方でも、
柔軟な対応を通して丁寧にサポートいたしますので、
お気軽にご相談ください。
【パラデータ書き出しのガイドライン
】
パラデータの書き出し、作成の細かい疑問も、
以下のガイドラインに沿っていただければわかりやすく安心して
作成いただけます。
1. トラック準備とエフェクトの処理
・事前に作編曲中のプロジェクトをコピーして、
パラデータ書き出し用のプロジェクトを作って準備するのをおすすめします。
・ドラムは、キック、スネア、ハイハット、オーバーヘッド等の、
キットごとのデータで書き出してください。
・デモミックスのEQ、コンプ、リバーブ、マキシマイザー等のエフェクトは
音作りに関わる部分や、自信がある部分はオンで書き出してください。
そうでない部分は、オフにして書き出してください。
また、デモの時の音量バランスのまま書き出すのをおすすめします。
(Logicの場合、ボリュームオートメーションをオンで書き出し)
例1:エレキギターの音作りエフェクト(アンプなど)はオンのまま
書き出し
例2:ダッキングエフェクトをオンのまま書き出し
(ベースやシンセのダッキング等)
・セルフMixに自信がある部分が多い、という場合は、
エフェクトをほぼそのままで書き出ししていただいても大丈夫です。
作家様の音作り・Mix方針を保ちつつ、
こちらで精密な調整を加えて仕上げていく方式でやらせていただきます。
(この方式は例えば洋楽のヒットチャートで曲でも行われているような
やり方になります。)
2. 頭出し
・必ずBPMと合っているタイミングでの頭出しをした状態で、
データを書き出してください。
書き出し範囲が別途である場合はお知らせください。
3. モノラルとパン設定
・ボーカルやモノラル音源はモノラルで。
・パンはセンターに直して書き出してください。
4. ファイル命名
・パン振りの指定がある場合は、トラック名にLR等表記。
(例:EG L60 など)
・下記画像のように、トラック名にナンバリングを記載してください。
トラック管理上の双方のミス防止や話しやすさのためです。
(必ず同じ表記ルールにする必要はありませんが、
わかりやすくしていただくようお願いします)
参考1:バンドサウンドPOPS
参考2:略称ルールの例
※クラップ、タンバリンなどの、打楽器的な意味合いが強い素材は、
FXではなくDRステムでのナンバリングを推奨します。
(ドラム扱いでMixするため)
5. 書き出し時設定
・形式:48kHz/32bit float
・Wi-Fiはオフ(音質向上のため。プラグイン認証で必要な場合は任意)
。
・音割れ防止のため、トラックの音量設定にご注意ください。
・Cubaseユーザー:書き出し設定の「iXMLチャンクを挿入」のチェックを外してください。
6.
リズムエディット
生演奏の楽器のリズム補正が必要な場合は、
事前に依頼者様側での作業を推奨。
ただし、オプションで当方も対応可能です。
7. Protoolsユーザーの方
・セッションファイルでの送信も可
(48kHz/32bit float&全トラックオーディオデータであることが必須)。
フェーダー、パン、コメント欄を活用するとスムーズです。
【パラミックス&マスタリング-ご依頼テンプレート(長文可)】
《楽曲名
》
《パラデータ等URL
》
(デモMix、イラスト、MV、ボーカルガイドメロ等があれば参考用に同梱)
《Mixに使用するデータのトラック数
》
《希望納期
》
(通常:初稿1週間+修正1週間=約2週間。修正は都度1~2日程で対応)
《ボーカル - リズム・ピッチ補正
》
(ボカロの場合はナチュラル補正が適する場合あり。
判断難しければお任せください)
(ケロケロ加工希望の場合は明記)
希望/不要/おまかせ
《ボーカル - ハモリ生成
》
希望/不要/おまかせ
《楽器リズム補正
》
(希望の場合は要望を記載)
希望/不要/おまかせ
《BPM・楽曲のキー
》
(途中で変化がある場合は明記)
《パラデータ書き出しに使用したシステム
》
PC:Win (Desktop/Note) / Mac(Studio/Mini/i/Book)
DAW:
オーディオインターフェース:
電源機材(あれば):
ボーカル 録音機材
(インターフェース、マイクプリ、コンプ、マイク等わかる範囲で)
:
(※上記全てがデータの音質に影響するので、把握のため)
《ご自身の過去作品のURL
》(作風参考用)
《楽曲の世界観、制作背景
や想いなど
》(任意)
《ご自身のデモmixや音作り等のポイント
》(任意)
《ミックスへのご要望
・期待すること》
(参考URLなど適せん記載/おまかせ可)
《必要な展開演出
》
(ラジオボイス、ディストーション、カットアップ、
ボリュームやリバーブ、フィルターのオートメーション等。
※秒数指定必須)
《マスタリング仕上げでの音圧などのイメージ
》
(参考URLなど適せん記載/おまかせ可)
《歌詞
》
【クオリティを上げるための、作編曲時のポイント】(参考資料)
提出が必要なご依頼テンプレートに関しては、上記部分で終了になります。
ご確認ありがとうございました!
(ご依頼、メッセージは上記リンクからどうぞ)
ここから以下は、Mixエンジニアから見た視点での、
作編曲に関する参考資料となります。
少しでも制作の仕上がりに役立つことができれば、
という知識となりますよう書きましたので、
もしご興味があればご覧ください。
1. パラデータの品質が仕上がりを左右します
・品質管理
PCやインターフェースの音質、
打ち込み音源の質、エレキギターの音作りなど、
Mix以前の段階で最大限良くする。という意識が大事です。
完成後の仕上がりは基本的にMixエンジニアの音質になりますが、
依頼者様の音作りや、音質も影響は大きいです。
2. 機材と環境の影響
・オーディオインターフェース
例えば、
安いマイクでのRecと高級マイクでのRecだと、
Mix後の仕上がりも違うように、
安いオーディオインターフェースと、
高級オーディオインターフェースだと解像度などデータの質も変わります。
録音と書き出しの音質に大きく影響します。
特に、インターフェースは音の綺麗さや解像度だけでなく、
パンチ感や、左右の広さ、リズムのノリ等に個性がある場合も多いです。
そういった点から自分の感覚や、
好きなジャンルに合うものを選ぶのがいいと思います。
オーディオインターフェースは再生だけでなく、
書き出しの音質そのものに影響があります。
PCの空き容量がだいぶ少なくなってきて、
DAWがかなり重くなったりすると。
再生や書き出しの音質が悪くなったり、
変な音の滲みや歪みなどが発生する場合もあります。
PCのスペックや、空き容量に余裕がある方が望ましいです。
機材は熱に弱いので、
PCやインターフェースがかなり熱くなってる時も、
書き出しデータが汚くなったりしますし、
配線が絡まっていると音のデータにノイズが乗りやすいので、
そういったケアをできていると理想的です。
食用OK用無水アルコールなどでの端子類の適切な清掃もノイズ軽減効果があります。
・打ち込み音源、サンプル音源
例えばドラム。
これも、Mixしていない段階でも、キックやスネアの音など、
いかにかっこいい音を作れるか、
世界観に合う音作りをできているか、
などの追求が最終的な説得力や迫力に繋がります。
(キックの差し替えや、ハイハットのレイヤー音源を追加でご提案し、
差し替え音源を提供してMixさせていただいたこともあります。
楽曲に合ったリアリティや厚みがさらに出て、良い結果になりました)
楽曲の世界観に合いつつ、
説得力のあるかっこいい音作りや音源選びをできているか、
というのがアレンジのサウンド面としてのポイントになってきます。
また、YOASOBIさんの「夜に駆ける」のように、
Logic付属のピアノの軽くてタイトな音質をうまく活かして、逆に世界観を作りかっこよさを出している、というような工夫もアリだと思います。
高級音源だけが全てではなく、作風や世界観との兼ね合いで、
最終的に説得力がありかっこよく、
気持ちいいサウンドになるのを狙っていくのが、
アレンジ面において大切です。
そして、そこからさらに細かく質感や音像を作り込んで、
Mixで最高の音に仕上げるのが、私の役目です。
3. 生演奏とボーカル録音のポイント
生演奏であれば、ドラムやギター、ベースなどは特に、リズム感も大事です。
生演奏は打ち込み音源にはできない感情表現やリアリティ、
音の厚みなどよさもありますが、
リズムやグルーヴなど、
噛み合いが悪いと打ち込み音源に負ける場合もあります。
そういった点での意識や練習も大切です。
演奏で詰めきれなかったリズムに関してはタイミング補正をする、
もしくは私がオプションでタイミング補正を対応するなども可能です。
ボーカルRecについては、宅録であればマイキングポジションや、
反響音の調整(吸音材の設置など)により、
素材の質を良くすることができます。
マイク位置が合っていないと、声の詰まり感が出たり、
ゴソゴソという低音ノイズが乗ったり、などの現象が起きます。
吸音材を貼りすぎて声のおいしい響きがなくなってしまう場合もあるのでバランスにも注意です。
もちろんそういったノイズやマイキングの周波数の問題は、
私側でも最大限の対処をいたしますが、
録音段階でできる限り良い音にする工夫をするのが大事です。
宅録の品質に自信がなければ、
ボーカルRecをサポートしてもらいやすいレコーディングスタジオを活用するのも良いと思います。
4. ミックス前の作り込みが作品を輝かせます
このように、
楽曲の仕上がりとしてMixも非常に重要ですが、
作編曲段階の音質やアレンジ、演奏の突き詰めも、大きな要素だと言えます。
そのような作り込みを意識して制作に取り掛かっていただくと、
制作の手応えや仕上がりも、より良い結果になるでしょう。
音質の問題は面倒な部分も多いですが、
小さなことの積み重ねがとても大事です。
大切なオリジナル曲等のMixをお任せいただくにあたり、
ただMixするだけ、ではなく楽曲の世界観や作曲者様のイメージに寄り添い、
作品を良くするためのできる限りのご提案や修正など、
努めさせていただいております。
何卒よろしくお願い致します。
Ele
【当方の作業環境】(参考用)
・PC
M4 Mac Mini 2024(日本語起動)
・電源機材
Tascam AV-P250 + 峰電 Filter Plus
Tascam AV-P250
・オーディオインターフェース
AVID Protools | Carbon
・スピーカー
Neumann KH80
・スピーカーケーブル
Mogami 2549(銀メッキ)
・ヘッドホン
Audeze LCD-2 / Yamaha HPH-MT8 / Audio Technical ATH-M50X
・スモールスピーカー
iPhone13 / iPhone14
・DAW
Protools Studio 2025.6 / Logic 11.2.2
・Protoolsシステム
日本語 / ダークモード
メーター:Sample Peak x2
・エフェクター実機等
UAD Sattelite Thunderbolt x1
・Mixプラグイン(使用頻度順)
UAD / TB-Tech / iZotope / Fabfilter
Acustica / Plugin Alliance / OTT /
Waves / Native Instruments / SSL / Kickstart2 / Portal
・音源プラグイン
Bundle:Komplete 13 Ultimate
Acoustic Drums:BFD3(+Modern Drummer Snares) / SD3 /
AD2 (StudioRock/Pop/Contemporary Rock)
Electric Drums:Battery4 / XO / KANDY / GLORY / IDOL
Bass:MODO BASS
EG:Electric Mint / Electric Vintage / Ample GT M lite2
Piano:Pianoverse YF3 / Spitfire BBC Piano Pro
Synth:Omnishpere2 / Sylenth1 / SERUM / NEXUS4 / Vytal
Strings:Vienna Special Edition Vol.1