「なんか素人っぽい」デザインの正体。

「なんか素人っぽい」デザインの正体。

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デザイン・イラスト

足りないのは、装飾ではありません。

デザインを作ったものの、なぜか素人っぽく見える。
もっとプロらしく見せようと、色や図形、あしらいを足していませんか?

目立たせようとして、囲みや装飾を多用する人がいますが、それは逆効果です。

要素が増えるほど、どこを見ればよいか分かりにくくなり、デザインの上質さも損なわれます。

しかし、素人っぽく見える原因は、装飾が足りないからではありません。

多くの場合、情報の見せ方が設計されていないことが原因です。

見る人の目が、どこにも止まらない

デザインには、見る順番が必要です。

最初に何を見せるのか。
次にどこを読ませ、最後にどのような行動をしてほしいのか。

すべてが同じ大きさ、同じ強さで配置されていると、見る人はどこを見ればよいか分かりません。

目の行き所がなく、視線の流れも生まれないため、全体が平坦で素人っぽく見えてしまいます。

素人っぽく見える6つの原因

よく見られるのは、次のようなデザインです。

・余白が場所によってバラバラ
・情報の優先順位がない
・文字サイズに意図がない
・装飾することが目的になっている
・CTAが弱く、次の行動が分からない
・写真とコピーが噛み合っていない

一つひとつは小さな違和感でも、積み重なると「なんか素人っぽい」という印象になります。

必要なのは、メリハリ・アキ・バランス

わたくしがデザインを見るとき、特に重視しているのがこの3つです。

[メリハリ]
大きさ、太さ、色、配置などに差をつけ、何を最初に見せるかを明確にします。メリハリとは、単に文字を大きくすることではありません。情報の優先順位を、見た瞬間に伝えることです。

[アキ]
アキとは、情報と情報の間にある空間です。
余白は、何もない場所ではありません。情報を分け、視線を休ませ、大切なものを目立たせる役割があります。

[バランス]
文字、写真、余白、色などの関係を整え、画面全体を安定させます。
一部分だけを見るのではなく、少し離れて全体を見ることが大切です。

この3つが整うと、
見せる優先順位 → 目の行き所 → 視線の流れ
が生まれます。

装飾は、最後に考える

装飾そのものが悪いわけではありません。

ただし、情報設計ができていない状態で装飾を足しても、伝わりにくさは解決しません。むしろ、見る人を迷わせる情報が増えてしまいます。

まず整えるべきなのは、何を、どの順番で、どの強さで見せるかです。

装飾は、その意図を補強するために使うものです。

上手なデザインとは、飾りの多いデザインではありません。

見る人が迷わず、伝えたいことが順番どおりに届くデザインです。

「何か違う」を言葉にできていますか?
デザインを上達させるには、感覚だけで直すのではなく、違和感の原因を言葉にする必要があります。

わたくしはメンティーさんのデザインを見ながら、どこで視線が止まり、なぜ伝わりにくいのかを一緒に整理しています。

「自分のデザインがなぜ素人っぽく見えるのか分からない」「どこを直せばよいか判断できない」という方は、お気軽にご相談ください。
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