デザインはある程度できる。
それでも、案件獲得や継続案件につながらない。
その原因は、デザインスキル以外にあるかもしれません。
クライアントが求めているのは、依頼されたものをきれいに作る人だけではありません。
事業を理解し、課題を見つけ、成果につながる提案ができる人です。
では、そのために何が必要なのか。
わたくしが考える「選ばれるデザイナーに必要な13の力」をまとめました。
1.本質的な改善点を見つけるヒアリング力
依頼内容を聞くだけではなく、その背景にある悩みや目的を引き出す力です。
2.マーケティング分析力
ターゲット設定や競合分析、マインドマップ、STP分析などを使い、事業を客観的に捉えます。
3.「誰に、何を、どう伝えるか」を設計する力
伝える相手と価値、表現方法を整理し、デザインの軸を決めます。
4.クライアントの売り方を提案する力
制作物を作るだけでなく、商品やサービスが選ばれる方法まで考えます。
5.問い合わせまでの導線を設計する力
見込み客との接点から、問い合わせや成約までの流れを組み立てます。
6.分析をワイヤーフレームにする力
分析した内容を、実際のページ構成へ落とし込みます。
7.ストーリーのある構成を作る力
情報を並べるのではなく、読み手が自然に理解し、行動できる順番を設計します。
8.メッセージ性のあるキャッチコピーを作る力
クライアントの価値を、短く、伝わる言葉に変換します。
9.印象に残るキービジュアルを作る力
伝えたいことを象徴し、一瞬で興味を引くビジュアルを考えます。
10.振り幅のある方向性を提案する力
色違いではなく、異なる戦略や切り口を持った提案を作ります。
11.余白・バランス・メリハリを整える力
情報の優先順位を整理し、読みやすく伝わるレイアウトにします。
12.独自の世界観を作る力
よく見るデザインではなく、その企業やサービスらしい表現へ導きます。
13.自分に何ができるかを伝える力
「ホームページを作れます」だけでは、違いは伝わりません。自分が提供できる価値を、クライアントの成果と結びつけて伝える力が必要です。
何個できるかで、現在地が見えてくる
この13項目のうち、自信を持って「できる」と言えるものはいくつありますか?
確認することで、現在地と足りない力、次に何を学ぶべきかが見えてきます。
ただし、13項目すべてを一度に学ぶ必要はありません。
現在地や目指す働き方によって、優先して身につける力は異なります。
デザインができるだけでは、依頼されたものを作るところで仕事が終わってしまいます。
事業を理解し、課題を整理し、成果への道筋を提案できれば、デザイナーは「作る人」から「相談される人」へ変わります。
ただし、大切なのは項目の数だけではありません。
どの程度できているのか、自分だけで客観的に判断するのは難しいものです。
わたくしは、メンティーさんの経験や目標を伺い、現在地とこれから身につけることを一緒に整理しています。
「自分には何が足りないのか」「次に何を学べばいいのか」と迷っている方は、お気軽にご相談ください。