ホームページを作る前に必要な「事業の設計図」の話
「ホームページを作りたい」
「もっと見栄えをよくしたい」
クライアントから、そう相談されることがあります。
しかし、すぐにデザインを始めてはいけません。
なぜなら、ホームページは事業全体の一部分にすぎないからです。
デザインだけでは、成果までの道筋はつくれない
どれほど美しいホームページを作っても、見てもらえなければ問い合わせにはつながりません。
見てもらえたとしても、強みが伝わらなければ選ばれません。
問い合わせが来ても、その後の対応が整っていなければ成約にはつながりません。
つまり、ホームページだけを考えても、事業の成果は生まれにくいのです。
必要なのは、事業全体を捉えること
デザインの前に整理したいのは、次のようなことです。
誰に届けるのか
競合と何が違うのか
自社の強みは何か
見込み客とどこで出会うのか
どのように問い合わせへ導くのか
どう成約や継続につなげるのか
顧客理解や市場分析から、集客、問い合わせ、成約、継続まで。
この流れを一枚に可視化したものが、わたくしの考える「戦略設計図」です。
いわば、クライアントが成果へ向かうための「事業の設計図」です。
あなたは、デザインの前を設計できますか?
成果につながるデザインを作るには、制作を始める前に必要な力があります。
ヒアリングから本質的な課題を見つける
ターゲットや競合を分析する
「誰に、何を、どう伝えるか」を設計する
売り方や問い合わせまでの導線を提案する
分析した内容を、ワイヤーフレームやコピーへ落とし込む
どこまでできるかを確認すると、デザイナーとしての現在地と、これから学ぶべきことが見えてきます。
フリーランスとして長く仕事を続けるには、デザインを作る技術だけでなく、その前段階を設計する力が必要です。
デザイナーが設計するのは、見た目だけではない
戦略設計図があると、何を伝えるべきか、どのようなホームページが必要かが見えてきます。
場合によっては、必要なのはホームページのリニューアルではないかもしれません。
大切なのは、最初から制作物を決めるのではなく、課題を捉えて最適な方法を導き出すことです。
デザイナーの仕事は、依頼されたものをきれいに作ることだけではありません。
クライアントの事業を理解し、成果へつながる勝ち筋を考え、それを伝わる形にすることです。
デザインは、その戦略を実現するための手段なのです。
「何を作るか」の前に、「どう勝つか」を考える
わたくしがメンティーさんへ伝えているのも、ソフトの操作や見た目の整え方だけではありません。
クライアントの本質的な課題を見抜き、必要な提案ができるデザイナーになるための考え方です。
事業主の方であれば、ホームページを作る前に、事業のどこに課題があるのかを整理する。
デザイナーであれば、制作を始める前に、クライアントが成果へ向かう道筋を考える。
デザインの前に、勝ち筋を設計する。
それが、成果につながるデザインの第一歩だと、わたくしは考えています。
「何から整理すればいいか分からない」という事業主の方も、「戦略から提案できるデザイナーになりたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。