愚痴を言うのは、いけないこと?心が疲れたときの向き合い方

愚痴を言うのは、いけないこと?心が疲れたときの向き合い方

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コラム

仕事で気を遣い、家に帰ってもやることがある。
一生懸命過ごしているのに、報われない気がして、
つい「もう、疲れた」と言いたくなる。

「愚痴を言ったら、嫌な人だと思われるかな」
「こんなことで不満を言うのは、わがままかな」
そんなふうに、言葉を飲み込んでいませんか。

愚痴の奥には、誰かにわかってほしい思いや、
積み重なった疲れがあるのかもしれません。

今日は、愚痴を言いたくなるときの気持ちと、
心が疲れたときの向き合い方を考えてみたいと思います。

【1.愚痴を言う自分を責めていませんか?】

誰かに不満を話して、後悔する人もいます。
「こんなことを言うべきじゃなかった」と、
自分を責めてしまうこともあるでしょう。

でも、腹が立つことも、悲しくなることも、
日々を過ごすなかで起こる自然な感情です。
感じたことまで否定する必要はありません。

ただし、自分の気持ちを話すことと、
相手に不満を一方的にぶつけることは別です。

「また愚痴を言いたくなってしまった」
そんなときは、悪いことだと決めつける前に、
「今は疲れているのかも」と立ち止まってみてください。

【2.そのイライラの奥にある気持ち】

例えば、忙しい日に誰かの仕事まで引き受け、
何も言われずに一日が終わったとします。

「どうして私ばかり、こんなに大変なの?」
そう感じることもあるかもしれません。

でも、その怒りの奥を少し見つめてみると、
「少し手伝ってほしかった」
「頑張ったことに気づいてほしかった」
そんな思いがある場合もあります。

同じ出来事でも、腹が立つ理由は人それぞれ。
大切なのは、理由を決めつけることではなく、
自分の気持ちに目を向けてみることです。

「何が一番つらかったんだろう」
「本当は、どうしてほしかったんだろう」

こんなふうに、自分に問いかけてみると、
怒りだと思っていた気持ちの中に、
疲れや寂しさ、悔しさが見つかるかもしれません。

【3.話して楽になるとき、苦しくなるとき】

誰かに話を聞いてもらい、「大変だったね」と
受け止められて、気持ちが軽くなることがあります。

一方で、同じ嫌な出来事を何度も思い返し、
話すほどに不満が膨らんでしまうこともあります。

だから、愚痴は言った方がいい、言わない方がいいと
決めずに、話したあとの気持ちにも目を向けたいのです。

少し落ち着けただろうか。
それとも、余計に苦しくなっていないだろうか。

誰かに話す目的は、いつも答えを出すことではありません。

「今日は、ただ聞いてほしい」
「一緒に気持ちを整理してほしい」

「今はこんなふうに聞いてほしい」と伝えると、
相手も、どう接したらよいか考えやすくなるでしょう。

【4.心が疲れたときに、大切にしたいこと】

心が疲れているときほど、早く何とかしなければと、
自分を追い立ててしまうことがあります。

でも、すぐに答えを出さなくてもいいのです。

ゆっくり息を吐いて、落ち着く時間をとる。
今感じていることを、短い言葉で書いてみる。
安心できる相手に、ただ話を聞いてもらう。

どれも大きな決断ではありません。自分を追い込まず、
今日できる小さなことを選んでみてください。

最初からうまく言葉にできなくても、
途中で話がまとまらなくなっても構いません。
話しながら、気持ちが見えてくることもあります。

【最後に】

いつも前向きでいる必要はありません。
誰かに弱音を聞いてほしい日もあるでしょう。

私がココハルで大切にしているのは、
まず、その方の言葉を丁寧にお聴きすること。
結論を急がず、一緒に気持ちを整理することです。

「ただ、話を聞いてほしい」

そんな気持ちも、大切にしていいと思います。

話すことで、心に少しずつ春を。

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